月刊警察2009.1月号

■ビッグスリー
アメリカ自動車メーカー大手3社、ゼネラル・モータース、フォード・モーター、クライスラーを指す。同3社の雇用人数はアメリカ国内で25万人に上り、下請けの部品メーカー、販売会社、運送業者、レンタカー業界を含めると400万人以上。
いずれも現在、販売不振と資金難で経営危機に陥っており、雇用の維持を求め米国議会に大規模な支援を要請。しかし米民主党は公的資金から250億ドルを融資する内容の支援法案について結論を先送りした。米議会下院の公聴会ではビッグスリー経営陣がワシントンまで自家用ジェットを経費で利用していたことなどが判明し、批判を呼んだ。

■ワンデーフリー制度
ODF制度とも表記され、ソフト開発者は週のうち1日を自分の好きな研究やサービス開発に充ててよいとする制度。アメリカのグーグル社が実施している制度を応用し、インターネットのソーシャルネットワーキングサービス最大手、ミクシィが採用。ODFの資格を取得すると固定の曜日に利用でき、繰越制度で担当プロジェクトが一段落した際にまとめて取ることも可能。技術者同士が日々の業務と異なる問題などについて自由に議論し、開発を進める雰囲気が生まれているという。

(本誌「MONTHLY KEY WORD」より抜粋)