月刊警察2011.8月号
連日の猛暑の中,熱中症対策を意識して水分をとり過ぎたせいか,食欲をなくし,少々体調を崩してしまいました。何事も,バランスの大切さを改めて認識することとなりました。
さて今年は“節電の夏”。震災を機に小社でも社員の節電に対する意識・行動は,だいぶ浸透してきていると感じます。また,取材先の警察庁,警察本部,警察署等でも節電は徹底されており,当初は違和感もありましたが,今では自然な状態として受け入れられるようになりました。
私自身の取組みとしては,まず,自分の部屋のセンサーライトをLEDに取り替えました。そして,一人暮らしのため,早寝・早起きを励行して電気の使用時間をずらすこと,また,休日も外出する,窓開けとエアコンの使用を交互にするなど,部屋にいるときに使う電気量を減らすことを心掛けています。被災地の一日も早い復興を祈念しつつ,こうした一人ひとりの小さな行動が,大きな動きへと変わっていく力になることを信じて,引き続き実践していきたいと思います。
一方で,節電の影響により,暗がりが増えたことによる街頭犯罪の増加,夜間,窓を開けたまま就寝することによる忍び込みの増加等も懸念されています。やはり,節電,健康管理,そして安全・安心への意識をバランスよく兼ね備え,状況を正しく判断して行動できる力が求められているのだと感じました。
(S)