〜交通分野の法令解説、好事例等、毎号実務直結〜
月刊交通
推薦 警察庁交通局/編集 道路交通研究会
A5判/104ページ


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月刊交通

概 要
 『月刊交通』創刊当時の昭和45年は、自動車交通量の急激な増加が、都市や幹線道路をはじめ至る所に交通渋滞を生じさせ、自動車公害という新たな公害をもたらした時代である。 交通事故の多発、道路混雑の激化、自動車公害の発生等の交通問題は、人、車、道路等の複雑な要素が相互に絡み合っていたため、単純な手法をもってそれを解決することは、不可能であると危惧されていた。
 そのような折、複雑多岐にわたる交通問題について種々の角度から問題を提供し、その解決策を見いだすため、『月刊交通』が誕生した。
 以来、安全教育・思想の普及啓発、道路や車両の安全の向上、交通事故被害者の救済など様々な立場で交通安全に関わる人々に広く交通警察の「いま」を伝える交流の場として、活用されてきている。
 21世紀、さらなる展開をみせるであろう交通を取り巻く諸課題に積極的に取り組まれる上で、交通に関わる関係者にとってこれからも変わらず、本誌が役立つものであると考える。
(道路交通研究会)


2017年4月号 目次
受講者の特性に応じた交通安全教育
『対話』による高齢者への交通安全教育〜「KAT40」1年目の軌跡〜
前・栃木県警察本部交通部交通企画課交通事故抑止対策官 工藤光広
高齢者に対する効果的な交通安全教育等の推進について
兵庫県警察本部交通部交通企画課 森 健市
「鳥取県支え愛交通安全条例」の制定と看護師を活用した交通安全教育について
鳥取県警察本部交通部交通企画課 前田雄一郎
総合的な高齢者交通安全対策の推進
前・岡山県警察本部交通部交通企画課 本山伸彦
歩行シミュレータを活用した高齢者に対する交通安全教育について
前・広島県警察本部交通部交通企画課 久保貴志

平成28年熊本地震における交通対策
警察庁交通局交通規制課 川浪洋輔
最新交通裁判例の紹介
交通判例研究会

交通警察の基礎知識(175)
歩行者の交通事故抑止〜横断歩道等における歩行者等の優先
道路交通研究会
交差点
危険運転者の徹底検挙を主眼とした「特命取締係」の構築と活動について
前・京都府警察本部交通部長 片山 勉
警察官のお悩み相談室(17)
元・常磐大学人間科学部教授 長井 進
研究最前線
自動車の衝突速度と自転車の転倒移動距離との関係
科学警察研究所交通科学部交通科学第三研究室 加藤憲史郎
交通課長日誌(364)
長野県軽井沢警察署 塩入一清
プロフェッショナル
優雅な水鳥。見た目は……? 〜信念と努力の捜査官
大阪府警察本部交通部交通捜査課捜査担当管理官 上願 正
交通警察統計
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