創刊半世紀の月刊誌
 2006年1月号
 A5判 128頁


ISSN 0286−8490
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創刊半世紀の“捜査専門誌”が生まれ変わりました!
〈特色1〉 擬律判断に役立つ事例紹介や実戦的な判例解説を多数掲載!
〈特色2〉 法改正や新法の解説など必須の情報をいち早く提供!
〈特色3〉 「捜査力」と「教養」の向上を図るため、警察官・検察官らによる随想や幹部教養のための論文など、内容をさらに充実!
〈特色4〉 読みやすさ、分かりやすさを追求し、視覚的要素を一新。A5判化!
<臨時増刊号「判例から学ぶ 捜査手続の実務」シリーズ 好評発売中です。>

判例は生きた教訓。適正かつ迅速な捜査活動のために!!

第2弾「任意活動・任意捜査、逮捕・押収、自首、接見交通、訴因の特定編」はこちら
第1弾「捜索・差押え、違法収集証拠排除法則編」はこちら

2006年 1月号<目次
【今月の特集】
最新判例解説 不作為の殺人罪が認定された事例
ライフスペース事件(平成17年7月4日最高裁判所第2小法廷決定)につき、この決定の意義をご解説いただきました。 最高裁(大審院は除く。)で不作為による殺人を認めたのは本決定が初めてであるうえ、本決定は、法的作為義務の発生根拠を分析的・総合的に検討したという点でも重要です。 今後のネグレクト(放置)による児童虐待等の擬律にもぜひご活用ください。
【好評連載中】
危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第3回)
第3回は各論2として、高速度走行について、捜査の具体的留意事項と記載例を紹介します。
「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第8回)
現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。第8回は、「横領の罪・背任罪」を解説します。
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など>
【巻頭言】
年頭のあいさつ
警察庁長官 漆間巌

【捜査実務】
最新判例解説 不作為の殺人罪が認定された事例
法務省刑事局付検事 加藤経将

危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第3回)
各論2 高速度走行
東京高等検察庁(元さいたま地方検察庁交通部長)検事 圓山慶二

<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第8回 横領の罪・背任罪
弁護士 布野貴史・著(監修 安冨潔)

事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第13回)
危険運転致死事件
(財)日本自動車研究所 山崎俊一

海上保安事件の研究(第12回)
台湾漁船「特發38号」継続追跡・艦船往来危険事件(那覇地裁石垣支部平成13年9月21日判決・判例集未登載)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇

検証 ハイテク犯罪の捜査(第53回)
 ハイテク犯罪の課題と展望(新春特集)
札幌高等検察庁検事 大橋充直

知能犯捜査のための民事法教室(第14回)(最終回)
抵当権の実行〜所有権の移転をめぐる問題
警察大学校財務捜査研修センター教授 鶴岡文人

【組織運営】
組織構造の研究(第4回)
大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件の研究(中)
警察大学校警察政策研究センター主任教授 樋口晴彦

【実例捜査セミナー】
民間賃貸マンションへの不正入居事案につき、いわゆる在籍屋等を2項詐欺罪で公判請求した事例
東京地方検察庁検事 千葉雄介

横領で送致された事件を詐欺で起訴した事例
東京地方検察庁検事 田口健治

【コラム】
危機管理夜話(第10回)
 『国際化の光と影』
元警視総監・エッセイスト 吉野準

文献紹介(第129回)
 『擬律判断ハンドブック 刑法編』(安冨潔・編著)
信州大学経済学部経済システム法学科助手(学内講師) 丸橋昌太郎

捜査に役立つ! 英語
Book Land  『入管戦記』
(坂中英徳・著)
捜査関係ファイル 11月のできごと
※ 「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」(国賠訴訟判例研究会)は休載いたしました。

論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など>
【論壇】
インクのしずく(第81回)
 『悪魔の手から子供を守るには』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司

【随想】
吾、勁草たり得ず(第9回)
 『刑事への登竜門』
元警視庁池袋署長 黒木正一郎

実録・事件捜査と人間模様(第15回)
 被害者は誰か
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安

検事の視点 捜査・公判アラカルト(第7回)
 『犯罪者から子供を守れるか』
検事 古賀由紀子
閑話休題(第9回)
 犯罪の方程式
元群馬県警察学校長 飯塚訓
Book Land 『隠蔽捜査』(今野敏・著)


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