創刊半世紀の月刊誌
2006年6月号
A5判 128頁
内容見本


ISSN 0286−8490
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創刊半世紀の“捜査専門誌”が生まれ変わりました!
〈特色1〉 擬律判断に役立つ事例紹介や実戦的な判例解説を多数掲載!
〈特色2〉 法改正や新法の解説など必須の情報をいち早く提供!
〈特色3〉 「捜査力」と「教養」の向上を図るため、警察官・検察官らによる随想や幹部教養のための論文など、内容をさらに充実!
〈特色4〉 読みやすさ、分かりやすさを追求し、視覚的要素を一新。A5判化!
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シリーズ第3弾では、「取調べ」のほか、近年の重要論点として、「被害・犯行再現状況書証の証拠能力」、「接見交通」、「防犯ビデオ」などに関する判例を、捜査実務に即して徹底解説します。

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第2弾「任意活動・任意捜査、逮捕・押収、自首、接見交通、訴因の特定編」
第1弾「捜索・差押え、違法収集証拠排除法則編」

第4弾で取り上げてほしいテーマがございましたら、 police-law@tokyo-horei.co.jp までお寄せください。
2006年 6月号<目次
【今月の特集】
「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」について
公務執行妨害及び職務強要の各罪への罰金刑の新設、業務上(重)過失致死傷罪の罰金刑の引上げ、窃盗罪への罰金刑の新設などについて、背景・改正の概要を解説します。改正法の適用が想定される事例についてもワンポイント解説を加えました。
軽油引取税の脱税防止対策の強化について(下)
組織的に敢行されることの多い「軽油引取税の脱税事犯」への対策につき、近時の取締り事例に触れつつ分かりやすく解説します。先月号の(上)と併せて必携としてご活用ください。今月は軽油引取税の罰則、犯則事件の調査、軽油引取税の脱税防止対策の強化などについて解説。
公権力の行使にかかわる業務の民間委託について〜刑務所業務の民間委託に関する法制度を題材として〜(下)
刑務所業務の民間委託をめぐる諸外国の事例を紹介しつつ、我が国における法制化の検討の経緯について解説します。公権力の行使にかかわる業務の民間委託は、建築物の構造計算書検査の業務をはじめ、現在議論になっているテーマです。
【好評連載中】
来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント(第3回)
来日外国人犯罪捜査の実例を踏まえ、取調べ等手続上の基本的な問題を解説。関連する判例及び捜査書類(特に供述調書)作成のポイント解説も盛り込みました。連載第3〜4回は2回にわたって、「出入国管理及び難民認定法違反」を取り上げます。
はじめての組織的犯罪処罰法(第4回)
「組織的な犯罪に対する処罰の強化」と「犯罪収益規制」に活用できる「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」をわかりやすく解説した待望の連載。連載第4回は「犯罪収益等隠匿罪・収受罪をめぐる諸問題」を解説します。
「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第13回)
現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「遺棄の罪」を解説します。
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など>
【捜査実務】
「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」について
法務省刑事局付検事 安永健次

来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント
 第3回 出入国管理及び難民認定法違反(1)
警察庁国際捜査実務研究会

実戦誌上講義 はじめての組織的犯罪処罰法(4)
 犯罪収益等隠匿罪・収受罪をめぐる諸問題
東京地方検察庁(前法務総合研究所教官)検事 松並孝二

<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
 第13回 遺棄の罪
慶應義塾大学大学院法務研究科・法学部教授 安冨潔・著

軽油引取税の脱税防止対策の強化について(下)
総務省自治税務局都道府県税課間税係長(前警察庁刑事局刑事企画課) 棚瀬誠

海上保安事件の研究(第16回)
 エコーT型ソ連潜水艦日本領海通航事件(ソ連原子力潜水艦火災事件)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇

【実務に役立つ判例】
国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第24回)
 いわゆる「豊田商法国賠請求事件」(続) 償還不能詐欺による強制捜査の可能性
国賠訴訟判例研究会

【実例捜査セミナー】
客観証拠と矛盾する自白の信用性が問題となった覚せい剤取締法違反事件
横浜地方検察庁検事 中山大輔

被疑者、被害者ともに知的障害者であった事案の捜査・公判
横浜地方検察庁検事 清水真一郎

【組織運営】
公権力の行使にかかわる業務の民間委託について
 〜刑務所業務の民間委託に関する法制度を題材として〜(下)
法務省矯正局総務課PFI推進班(ロンドン大学キングスカレッジ法科大学院客員研究員) 吉野智

【コラム】
危機管理夜話(第15回)
 『異なる悲劇』
元警視総監・エッセイスト 吉野準

文献紹介(第134回)
 『ハイテク犯罪捜査入門−捜査実務編−』(大橋充直・著)
評者 慶應義塾大学大学院法務研究科・法学部教授 安冨潔

Book Land 『チーム・バチスタの栄光』
(海堂尊・著)
捜査に役立つ! 英語
捜査関係ファイル 4月のできごと
※ 「検証 ハイテク犯罪の捜査」(札幌高等検察庁検事 大橋充直)、「事例に学ぶ 交通事故事件捜査」((財)日本自動車研究所 山崎俊一)は休載いたしました。

論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など>
【論壇】
インクのしずく(第86回)
 『保釈』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司

【随想】
吾、勁草たり得ず(第14回)
 手口感覚・手口眼を磨く(今昔不変の捜査手法)
元警視庁池袋署長 黒木正一郎

捜査と公判の隅で(第7回)
 交通事故と遺族感情
石渡博礼

実録・事件捜査と人間模様(第20回)
 嘆きあれこれ(その3)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
閑話休題(第14回)
 命の授業
元群馬県警察学校長 飯塚訓


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