創刊半世紀の月刊誌
2007年3月号
A5判 128頁
内容見本


ISSN 0286−8490
定期購読のお申し込みは
お電話(0120-338-921)
または
富士山マガジンサービス でも
承っております。Fujisan.co.jpで購入
創刊半世紀の“捜査専門誌”が生まれ変わりました!
〈特色1〉 擬律判断に役立つ事例紹介や実戦的な判例解説を多数掲載!
〈特色2〉 法改正や新法の解説など必須の情報をいち早く提供!
〈特色3〉 「捜査力」と「教養」の向上を図るため、警察官・検察官らによる随想や幹部教養のための論文など、内容をさらに充実!
〈特色4〉 読みやすさ、分かりやすさを追求し、視覚的要素を一新。A5判化!
<臨時増刊号「判例から学ぶ 捜査手続の実務」シリーズの新ラインナップ 好評発売中!>
判例は生きた教訓。適正かつ迅速な捜査活動のために!!
定価 1,800円(税込)
詳細はこちら≫
シリーズ第3弾では、「取調べ」のほか、近年の重要論点として、「被害・犯行再現状況書証の証拠能力」、「接見交通」、「防犯ビデオ」などに関する判例を、捜査実務に即して徹底解説します。

バックナンバーも好評発売中です。
第2弾「任意活動・任意捜査、逮捕・押収、自首、接見交通、訴因の特定編」
第1弾「捜索・差押え、違法収集証拠排除法則編」

第4弾で取り上げてほしいテーマがございましたら、 police-law@tokyo-horei.co.jp までお寄せください。
2007年 3月号<目次
【新連載】
マネーロンダリングとマネーロンダリング対策の基礎−国際的潮流と我が国の対応−(第1回)
 前警察庁刑事局長の岡田薫氏が、我が国のマネーロンダリング対策法制について、アメリカ・スイス等のマネーロンダリング対策先進国での展開や国際機関等の動きを踏まえて、分かりやすく基礎知識を解説します。
 今月は、「マネーロンダリングとは何か」と題して、「マネーロンダリング=資金洗浄」「脱税との関係」「マネーロンダリング対策」を解説します。
危機管理とリスクマネジメント(第1回)
 著者の上野治男氏は、警察庁・外務省・内閣官房・防衛庁等において危機管理・リスクマネジメントがらみの要職を歴任し、現在は大学で教鞭を取っておられます。
 本連載は、組織のリーダーが危機管理の意識を涵養・習得できるような事案を選び、当時の担当者間のやりとり等も交えて書き下ろした随想です。
【今月の特集】
サイバー犯罪における買受け捜査の活用について
 警察庁から各都道府県警察に対し、サイバー犯罪に対する買受け捜査の推進が指示されましたが、本稿では、この指示の背景にある「インターネット上の違法・有害情報を提供するサイトの状況」と、「買受け捜査の適法性(要件、買受けを行った者の責任、留意事項など)」を解説します。
【好評連載中】
暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(第4回。最終回)
 近年暴力団は、建設業・貸金業等の経済活動を利用して資金を獲得する動きを活発化・多様化させています。これに対し、警察及び行政機関では、暴力団の資金獲得活動に打撃を与え、業界の健全化を促進するために、各種業法等における暴力団排除条項の整備を進めています。
 今月は、「第4章 暴力団排除条項の運用上の配意事項」として、「関係行政機関との連携」及び「訴訟事案に対する警察の姿勢」を解説し、「第5章 今後の課題」に及びます。
実例捜査セミナー
現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・「振り込め詐欺」事件に関与した者に対し、共同正犯としての刑責が問えるのかが問題となった事案
・防犯ビデオを活用することにより犯人検挙に結びついた事例
の2本を紹介します。
「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第22回)
 現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。
 今月は、「犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪」を解説します。
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など>
【捜査実務】
新連載マネーロンダリングとマネーロンダリング対策の基礎(1)
〜国際的潮流と我が国の対応〜
前警察庁刑事局長 岡田薫

サイバー犯罪における買受け捜査の活用について
警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課 情報技術犯罪捜査指導官 富田邦敬

暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(4)(終)
岩手県警察本部刑事部捜査第二課長
(前警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課付)
 鈴木康修

検証 ハイテク犯罪の捜査(第63回)
 ハイテク犯罪の情状立証(結果と実害ほか)
札幌高等検察庁検事 大橋充直

<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
 第22回 犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪
慶應義塾大学大学院法務研究科・法学部教授 安冨潔

事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第24回)
 二輪車事故(後方不確認のまま車線変更して起きた追突事故)
(財)日本自動車研究所 山崎俊一

「治安再生に向けた7つの重点」の策定について(下)
警察庁長官官房総務課 大野敬

【実例捜査セミナー】
「振り込め詐欺」事件に関与した者に対し,共同正犯としての刑責が問えるのかが問題となった事案
東京地方検察庁検事 小林隼人

防犯ビデオを活用することにより犯人検挙に結びついた事例
東京地方検察庁検事 唐木智規

【コラム】
危機管理夜話(第24回)
元警視総監・エッセイスト 吉野準

文献紹介(第143回)
 『刑事訴訟法講義・第4版』
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真

捜査に役立つ! 英語
捜査関係ファイル 1月のできごと
※ 「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」「海上保安事件の研究」は休載いたしました。

論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など>
【論壇】
新連載危機管理とリスクマネジメント(第1回)
 危機管理事始め
上野治男

インクのしずく(第95回)
 事務所費
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司

【随想】
吾、勁草たり得ず(第23回)
 失敗に学ぶ
 ―ある常習窃盗犯の捜査から―
元警視庁池袋署長 黒木正一郎

実録・事件捜査と人間模様(第29回)
 嘆きあれこれ(その12)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安


Book Land
 『江戸への新視点』
 『神の領域』


誌面についてのご意見・お問い合わせは こちら