Valiant2007.11月号
十月一日といえば「衣替え」!
これが例年のイメージでしたが、今年は少々違っていました。
まずは、郵政の民営化がスタートしました。百三十六年に及ぶ官業の歴史に終止符を打ち、新たに民営郵政がスタートしました。「小泉チルドレン」なんて流行語が生まれたのも郵政民営化がきっかけでした。
続いては、電気・ガス料金及びガソリン代の値上げなど。生活に直結するものなので、頭が痛くなります。
そして、何と言っても「緊急地震速報」が始まった事です。
従来の「揺れました」という地震情報を一歩進めて、揺れがくる前に「揺れます」旨を伝える国内全域を対象としたサービスとしては、世界初の画期的な試みです。情報を受け取ってから揺れが到達するまで数秒〜数十秒と短いため、多くのことはできないかもしれませんが、『丈夫な机の下に避難する』『ガラスのそばなど危険な場所から離れる』等、自分の身を守ることができるでしょう。
先進技術が与えてくれたこの『猶予時間』を有効に活用したいですね。
そして、もっと早く速報が出せるように、さらなる技術の進歩を期待します。
(HM)