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流れでわかる!

査察STORY

編著/監修
立入検査研究会
体    裁
A5判  232ページ
本体価格+税
1,500円+税
 ISBN
ISBN978-4-8090-2324-8
C3030 \1500E
発 行 日
平成23年6月1日
初版発行
内容現在
平成23年6月1日
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本書の特長

消防職員なら誰もが経験する査察。しかし、防火管理者とのやりとりや消防法にニガテ意識を持たれている方も多いのではないでしょうか?

当書籍ではそんなニガテ意識を克服すべく、マンガで立入検査の一連の流れを紹介していきます。消防職員になりたての方、普段は警防・救急がメイン担当だけれど、業務の合間を縫って査察を行う方、部下にわかりやすく指導したい上司の方…。そんなあなたにピッタリの一冊です。


はしがき

今、消防の現場は、社会情勢と比例して、大量退職時代を迎えています。

多数の退職者があり職員の入れ替わりがあるということは、人事異動も比較的短い間隔で行われ、職員としてはリフレッシュできる反面で、腰を据えて仕事ができないという一面があるのではないでしょうか。

予防査察を適正に実施するためには、消防法令に基づく規制等を査察員自身が十分に理解し、それに伴う豊富な知識が必要になりますが、たびたび行われる配置換えなどにより、なかなかじっくりと火災予防の勉強ができないのが現状です。

特に若手職員は、毎年多くの後輩が入局してくることから、職務全般において、自らのスキルが満足できるレベルに達する前に後輩を指導しなければならない立場になるなど、職務を取り巻く環境は厳しいものがあります。

また、予防査察については、当然ながら防火対象物の関係者に対する防火安全指導が中心になるので、消防法令に関する知識だけでなく、適切な接遇や対外交渉能力なども求められるため、それなりの経験が必要であり、一朝一夕に査察員としての技術、能力が向上するものではありません。

このようなことから、予防査察に対して、苦手意識を持っている消防職員も数多くおられるのではないでしょうか。

消防という職務を選択した多くの職員は、消防隊員や救急隊員として、住民の命を救いたいという崇高な使命感を持って入局してこられるわけですが、現場活動だけが消防の職務ではありません。これまでの火災事例を教訓とした消防法令等の規制に基づく予防査察は、市民生活に直結した重要な職務であり、火災による被災者を出さないという消防目的の原点ともいえるのです。

この本では、火災予防に関する知識だけでなく、予防査察や違反処理の実体験に基づき、さまざまな場面別に解説を行い、消防職を拝命して間もない若手職員や予防査察が不得手な職員の皆さんにも分かりやすい内容にすることを心がけました。

予防査察を実施するにあたり、参考にしていただき、違反是正の推進に貢献できればと思います。

平成二三年四月

立入検査研究会


目次

  • 査 察
    • 第1章 査察ってなに?
      • 1 「査察」ってなんだろう?
      • 2 立入検査は誰がするの?
          立入検査の主体等について
        • ・ 権限を有する者
        • ・ 主体(執行者)
      • 3 立入検査をして何ができる?
        • ・ 立入検査
        • ・ 質問
        • ・ 資料提出命令
        • ・ 報告徴収
      • 4 立入検査はいつでもできる?
      • 5 立入検査を拒否されたら
      • 6 立入検査の最終目的はなんだろう?  なぜ立入検査を実施するのだろう?
        • ・ 防災のプロとして、火災の危険性、恐ろしさを伝える責務がある
        • ・ 消防法令を社会一般に浸透させる責務がある
        • ・ 何よりも利用者のために
      • 7 査察員が守らなければならないことは
    • 第2章 事前研究のススメ
      • 1 査察の目的・主旨を自分なりに理解すること
      • 2 会話のテクニックを磨く
      • 3 会話を成功させる具体的アドバイス
        • ・ ていねいな言葉遣いを心がける
        • ・ 分かりやすい表現をする
        • ・ 相手の話の腰を折らない
        • ・ 早口や小さな声で話さないように心がける
        • ・ 要点を簡潔明瞭に話す
        • ・ 必要以上にへりくだらない(謝らない)
      • 4 査察(立入検査)の具体的会話例
      • 5 社会人としてのマナー
      • 6 名刺交換にもルールがある
        • ・ 名刺の保管
        • ・ 名刺の渡し方
        • ・ 名刺の受け取り方
        • ・ 互いに名刺入れを持っている場合
        • ・ 名刺交換後のマナー
      • 7 事前通告(電話のかけ方)
        • ★事前通告七箇条
        • ★事前通告通話例
      • 8 事前準備・事前研究
        • ・ 関係者の把握
        • ・ 防火管理状況の把握
        • ・ 防火対象物定期点検・消防用設備等点検報告の実施状況の確認
        • ・ 前回の査察状況の把握
    • 第3章 査察本番!
      • 1 導入・あいさつ・趣旨説明
        • ・ 自己紹介
        • ・ 立入検査証の提示・名刺交換
        • ・ 対象物の情報確認
        • ・ 届出等の確認
      • 2 関係者情報・届出・全指摘事項の再確認
      • 3 査察中の現地指導
        • ・ 消防用設備等点検報告不備事項の確認(改修状況も含む)
        • ・ 主な消防用設備等の機能不良の確認要領
        • ・ 消火器具
        • ・ 屋内消火栓
        • ・ 自動火災報知設備
        • ・ 避難器具
        • ・ 誘導灯
        • ・ 失効機器の有無の確認
        • ・ 防炎関係の確認
        • ・ 避難施設の管理状況の確認
        • ・ その他
      • 4 査察後の改善指導
        • ★査察時のポイント
    • 第4章 査察が終わったら
      • 1 上司への報告・報告書の作成
      • 2 立入検査結果通知書の作成・送付
      • 3 改善報告の確認
      • 4 追跡指導
      • 5 予防査察の終了
    • ●番外編
      •  査察時に階段の避難障害を発見!
          どうしよう?
    • ●モンスター撃退法
    • ●用途別チェックポイント
  • 違反是正
    • 第1章 違反処理の現状
      • 1 はじめに
      • 2 違反処理の現状
      • 3 消防法令違反に至る理由
      • 4 どのような対応が必要か
      • 5 予防査察のあり方を考えてみよう
      • 6 なぜ、違反是正をさせなければならないのか
      • 7 違反是正を推し進めていくために
      • 8 まとめ
    • 第2章 違反処理の実務
      • 1 違反処理とは何か
      • 2 違反処理を担当するときの心構え
      • 3 違反処理は対外交渉
      • 4 警告とは何か
      • 5 警告時の作業
      • 6 警告書作成の留意事項(その1)
      • 7 警告書作成の留意事項(その2)
      • 8 警告の履行期限経過後の流れ
      • 9 警告と命令の相違点
      • 10 教示について
      • 11 不服申立てについて
      • 12 まとめ
    • 第3章 消防法第5条の3にチャレンジ
      • 1 はじめに
      • 2 条文の考察
      • 3 略式の代執行
      • 4 行政代執行
      • 5 物件等の除去命令の発出
      • 6 実況見分
      • 7 命令書の作成要領
      • 8 受領書
      • 9 公示について
      • 10 履行の確認とその後の措置
      • 11 まとめ

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