日本最大のマンパワー集団―警察機構の大改革に、組織管理の手法を学ぶ
管理は人徳でするのではなく、ノウハウとして身につけるもの。
組織管理のあり方、求められる幹部像を大胆に探る。

樋口晴彦(現・愛知県警察本部警備部長) 著

ISBN4-8090-1022-8
主な内容
失敗経験の伝承
「警察常識」の落とし穴
科学的常識の必要性
前さばき問題と業務量管理
厳しさの意義
提案の重要性
幹部の説明義務
幹部としての自覚
長期的視点の堅持
戦力の集中について
評価基準の明示
部下の身上把握
教養の空洞化
少数者への配慮
知識の共有化
専門能力の向上
インセンティヴの導入

          他
著者profile:樋口晴彦(ひぐち・はるひこ)
昭和36年 広島県生まれ。
昭和59年 東京大学経済学部卒業。上級公務員として警察庁に入庁。
平成4年 フルブライト奨学生として米国に留学。
平成6年 ダートマス大学ビジネススクール卒業。MBA(経営学修士)取得。
平成7年 内閣安全保障室に出向、危機管理関係担当。
平成12年 から現職。
著書:「レイテ決戦」光人社