月刊警察2008.4月号

警察官のための憲法講義(第2回)

警察大学校警察政策研究センター所長 田村正博
第1章 序論 警察と憲法
 第1節・第2節(前号に掲載)
 第3節 基本的人権の保障と警察
  1 職務執行における相手方の人権の尊重
  2 警察の職権行使による個人の保護
※コラム
○人権が公権力に対するものとされる歴史的背景
○適法行為による人権侵害
○立法についての合憲性審査の例(ストーカー規制法)
○憲法の基本的人権尊重と配偶者暴力防止法
○法律家の意識と国民の意識との違い
○国家による自由

警察行政法入門(第2回)

第1章 行政運営の適正さと透明性の確保
 1 行政の作用
  (1)行政立法
  (2)行政行為(行政処分、処分)
    ァ 行政行為の意義と種類
    ィ 行政裁量
    ゥ 行政行為の効力と瑕疵ある行政行為
    ェ 取消しと撤回
    ォ 附款
  (3)行政上の義務履行確保等の手法
    ァ 行政上の強制執行
    ィ 行政罰
    ゥ 即時強制

警察官のための実務刑法講義【第2講 傷害の罪】

事例から見る暴行・傷害の意義と結果的加重犯の成立
 1 暴行の意義
 2 暴行の程度
 3 傷害の意義
 4 暴行罪と傷害罪
 5 実行の着手と既遂の時期
 6 結果的加重犯

実務のための捜査手続法ノート【第2回 通常逮捕】

1 はじめに
2 通常逮捕の要件
3 通常逮捕の手続
4 余罪捜査・再逮捕
5 逮捕状の執行