月刊警察2008.9月号
ちょっと心が温まるお話を。
巣から落ちて衰弱していた雀の雛がいました。ある人がその雛を拾って7、8km離れた場所の軒先で鳥かごに入れて世話をしていたら、近所のまったく関係のない雀たちが代わる代わる餌を運んできて子雀に与えたそうです。その甲斐あって子雀は無事に自然に帰ることができました。
また、母親に子育てを放棄されたホワイトタイガーの子どもたちに、雌のゴールデンレトリバーが母乳を与えて世話をしている、というニュースがありました。
同じように他の種の子どもを育てる母犬や母猫の話を時折聞きますが、心がホッとします。
それにひきかえ人間の世界では…。
多発する親殺し、子殺し。新聞やニュースで発表された殺害動機は他愛のないものが多く、ほんの些細なことで血の繋がった家族を殺めてしまうのか?と悲しくなります。
また、「むしゃくしゃしたから。鬱憤がたまっていたから。誰でもいいから殺したかった。」といった、私たちには理解できない理由で無差別殺人を犯す人間的に未熟な犯人。
昔に比べてキレやすい人たちが増えているような気がします。カルシウムが足りないんでしょうか?
こうなったら、牛〜乳に相談だっ!
(HM)