月刊警察2012.2月号
帰宅途中の疲れ目で,ふと中吊りを見やると,「厄年」の一覧表が。そこに自分の生まれ年を見つけて,我に返りました。まさに,「本厄」!体力の低下や反射神経の鈍化など,肉体的・精神的な衰退が顕著になる年頃であり,医師の診察でも体調不良を訴えやすい時期だと言われています。そんな中で届いた,昨年末に受診した健康診断の結果通知には,幸い,異常を示すものは見つかりませんでした。
体は一応健康であったことに一安心した私,普段は神仏にはあまり関心がなく,初詣すらしておりませんでしたが,これをよい機会と心得て,また,日頃の不信心の改めも兼ねて,関東厄除け三大師の一つに厄祓いに行ってきました。お祓いを受けてお札を授かり,心が洗われる思いに。そのまま心を動かされるように,最近は居室の掃除もさぼりがちでしたが,大幅な模様替えを実施して気分も一新。寺の教えに従い,普段から目に付く場所にお札を納めると,穏やかな心で自然に手を合わせていました。目に見える部分の改善・変化はもちろんのこと,大事なのはその「中身」であることは,何事においても忘れてはならないでしょう。
小誌は次号から,より昇任試験対策に特化した内容へと,誌面構成を一新させていただきます。皆様を内側からも支え,栄冠獲得を強力にサポートすべく頑張りますので,引き続きの御愛読を,どうぞよろしくお願い申し上げます。
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