Valiant2004.11月号

 イチロー選手が子供たちによく言う「野球がうまくなるコツ」には、「できるだけいい道具を持ち、しっかりとグラブを磨く」のほかに「宿題を一生懸命やる」があります。子供にとって嫌なことは、たいていが勉強をすること。その嫌なことをやれと言われてやる能力、それを小さい頃から訓練して磨いておくと、後で必ず生きてくる、というものです。
 「宿題をやると、そりゃストレスになりますよ。嫌なことですから。でも、そうするとこんど、体を動かしたくなるんです。バッティングセンター行ってちょっと打とうか、と。そういう練習は、意外と効果的なんです。やらされてる練習じゃないから」
 イチロー選手は、新記録を打ち立てた翌日も、いつものとおりどの選手よりも早く球場入りし、時間をかけ黙々とアップをこなしました。「ルーティンは宿題。嫌だけどしっかりやらなきゃ」という声が聞こえてきそうです。
 私、「嫌なことを楽しいことに変える方法」を模索中。とことん宿題嫌いです。(M)