Valiant2006.5月号

 愚息が小学校に入学したので、ここ数日の我が家の夜の読み聞かせは、古田足日著『大きい一年生と小さな二年生』です。
 主人公の一年生まさやは「しっかりする」というのはどういうことかと考え、頼りになる小さな二年生あきよの真似をしようとします。あきよは年上の子や男の子たちとよくケンカをしますが、泣きません。まさやはあきよを見て「しっかりするというのは泣かないことだ」と思います。
 大人の社会も新人を迎える季節。大人は「しっかりする」のが当たり前、泣かないのも普通ですが、大人にとっての「しっかりする」とはどういうことでしょうか。
 辞書でみると「基礎や構成が堅固で容易にぐらついたり崩れたりしない」「人の性質や考え方が堅実で危なげない」「頭脳や肉体が健全で機能をよく果たしている」「動作・行為を着実・真剣に行う」とあり、警察官諸兄の姿を最もよく言い表しているように感じられました。
 皆様には「しっかりする」の精神で、治安の確保はもちろん、ぜひとも昇試の栄冠も勝ち取ってほしいと思います。(M)