Valiant2006.6月号

 帰省したGW中、家族でファミリーレストランに行きました。地元では有名なチェーン店で、一時は市内に一〇店舗ほど展開していましたが、年々縮小し、現在はわずか二店舗とのこと。
 「申し訳ございませんお客様、喫煙席でよろしければすぐにご案内できるのですが、いかがいたしましょうか」
 とても感じのいい応対の店長に迎え入れられ、店内でしばらくすると、店長ばかりでなく、店員すべてがいい接客をしていることに気づきました。いい店長の下で働いているという先入観があるからそう思えるのか、いい店長の指導が行き届いているからなのか……。
 やがて、店長の指示が細かく飛んでいる場面が目に入ってきました。すれ違うときになにやら一言、厨房から出るときにも一言。とにかくひっきりなしに店員とコミュニケーションを取っているのです。
 「素晴らしい」と感心する私に、「店舗縮小で優秀な人だけが残ったんだから、良くできて当たり前よ」と妻の一言。主婦の視点もさすがです。(M)