医療従事者のための
災害対応サポートブック

• ハードな現場での使用にも耐えられるよう、耐水性・耐久性抜群の合成紙を採用したポケットサイズサポートブック（実用新案登録済）
• 大災害時は、対応する人数や資機材は限られる中、多数の傷病者を救命しなければならないことから、通常時とは異なる対応方法が求められる。だからこそ、いつでも確認できるポケットサイズで心強い
• 大災害時の活動の際に確認が必要な項目である「CSCATTT」を対応順にまとめた災害対応の実戦ガイド

本書は、地震・台風などの自然災害や大規模な火災・事故・テロなどの人為災害による集団災害発生時に、医療従事者並びに最前線で対処に当たる消防官や警察官、海上保安官などのために作成したものである。

大規模災害時は、多数の傷病者を救命しなければならないが、対応する人数や資機材は限られる。そのような中で危険な現場から救出し、治療の優先度を判断して、応急処置を行い、病院へ搬送することが求められる。

昨今、世界を震撼させているCOVID-19のパンデミックへの対応はまさに災害対応そのものだろう。

本書はそのような大規模災害の対応に必要な項目である「CSCATTT」の体系に沿って内容を構成している。そのため、活動の流れに沿って、確認が必要な項目が順番でまとめられているので、災害対応の実戦向けのガイドとしてぜひ活用していただきたい。

令和２年12月

日本医科大学救急医学名誉教授

東京曳舟病院病院長　山本 保博

• 医療従事者のための災害対応サポートブック編集委員会（ 五十音順、◎印：委員長）
  
  
  • 石原 哲（東京曳舟病院名誉院長）
  • 久保 達彦（広島大学公衆衛生学教授）
  • 田勢 長一郎（星総合病院救急科部長／救急医療センター長）
  • 千田 良（株式会社ノルメカエイシア代表取締役社長）
  • 長谷川 俊二（東京警察病院院長）
  • 本間 正人（鳥取大学医学部器官制御外科学講座　救急災害医学分野）
  • 三浦 邦久（東京曳舟病院副院長）
  • 山本 保博（日本医科大学救急医学名誉教授／東京曳舟病院病院長）　◎
  • 横山 正巳（南多摩病院危機管理室室長）