消防学校 教官日記
ちょっと立ち読み…  内容見本
表紙
四六判 188頁
意外な話、懐かしい話を満載。
も く じ
    1. はじめに
  1. 第1章 消防士の卵の殻から這い出たころ
    1. 業務見習い、二か月
    2. 繁華街にあった消防学校
    3. 初任教養が始まる
    4. 特別救助隊の訓練を見学する
    5. 夜食を召し上げる
    6. 特別救助隊がシゴキをする
    7. 雉鳩の雛の孵りを待ちわびる
    8. 山下公園にまで巡回にでかける
    9. 学生は卒業試験に血眼になる
  2. 第2章 新米消防士のデビュー
    1. 買い物かごを提げ、異様な格好で同級生と出会った
    2. 三角べースで牛乳をゲツトする
    3. 望楼勤務につく
    4. アセチレンガスボンベ火災の消火に苦労
    5. 化学工場火災では、毎回、放水長の代理を務める
    6. 消防出張所への助勤と、粉塵のこと
    7. 風を送る
    8. 晴れて機関員の資格を取得
    9. 古参の先輩に指定席を用意する
    10. 署長車の運転手を命じられる
    11. 驚愕の雑居ビル火災に出動
    12. そこには悲嘆に暮れる妻がいた
    13. 救急車が追突される
    14. 憧れの消防車の機関員に任命される
    15. 今度は消防車が故障
    16. 昇任試験に挑戦する
    17. 消防士長に任命される
    18. 署員提案に応募
    19. はしご車で猿を追い回す
    20. 片足を警察官が探す
    21. 救助隊員二期生の養成が行われる
    22. 隣接する都市の火災に応援出動
    23. 剣士は夢か
    24. 痛々しい姿に顔を背ける
    25. 僕の部屋が燃えている
    26. 子供は痛ましい姿になっていた
    27. 救急隊員はジャンケンで決まった
    28. 警察が消火の仕方にクレームをつける
  3. 第3章 ほろ苦い教官デビュー
    1. 消防学校教官の内示を受ける
    2. さむらい(士)から技術びと(師)へ
    3. 寮室でインキンタムシの荒療治が行われる
    4. 消防学校が市の郊外に引越す
    5. 模擬家屋消火訓練で負傷者が発生
    6. 若者の力で教育改革に挑む
  4. 第4章 派遣から県の職員に〜中途採用〜
    1. 中途採用の誘いを受ける
    2. 県職員に身分替えをする
    3. なぜ消防操法に節度が不要なのか
    4. ポンコツのマイカーで通勤
    5. サーキツト体力練成施設を作る
    6. 補助塔を電柱で作る
    7. 隣の車が小さく見える
    8. 消防大学校に入校
    9. 鉄骨の補助塔が完成する
    10. 学校祭で再出発の狼煙をあげる
    11. レスキュー隊のオレンジ色
    12. 古武士然の学校長がやってきた
    13. ハマから新風が吹いて来た
    14. 剣道が正課になる
    15. 安全ネットを設置する
    16. 座席懸垂用の安全マットを開発
    17. 安全管理要綱をまとめる
    18. 再ぴ竹刀を握る
    19. 剣道大会を開催したい
    20. 初任学生が学校長の定年延長を嘆願
    21. 人格は階級では推し量れない
    22. 警察OBが学校長でやって来た
    23. 消防学校に二人の刑事がやって来た
    24. 自衛消防隊員の研修を担当する
    25. スタンドホールの訓練中、学生が腰を痛める
    26. 剣道三段は三回目で合格
    27. 消火訓練場はないのですか
    28. 居合道に挑戦する
    29. 学生が教宮に眼を付ける
    30. 消防学校教官が労働組合に入る
    31. 剣道四段を獲得する
    32. 訓練環境が徐々に悪化してきた
    33. 学生の体質に変化が現れる
    34. ダイエットは難しい
    35. 規律は少年院の方が上である
    36. 初任教育の主任担当になる
    37. 学校長に転出を願い出る
    38. 光化学スモッグが発生
    39. 寮室でふとん蒸し事件が起こる
    40. 初任教育生の対抗戦を始める
    41. 研究開発センターに異動
    42. 新天地、本庁防災消防課に異動
    43. 責任を回避する隣の課長さん
    44. 俺の自尊心が傷ついた
    45. トイメンは、前組合の闘士であった
    46. 盥回しにして抗議される
    47. 年号が昭和から平成に改まる
    48. 国の会議に出席する
    49. 総合防災センター建設のプロジェクトチームの一員になる
    50. バブル経済が弾ける
    51. 山林火災訓練を担当する
    52. 予防業務も板につく
    53. 消防学校の竣工
    54. 阪神・淡路大震災が起こる
    55. 消防学校に帰任を希望し、晴れて帰任
    56. 真新しい訓練施設は、手付かずのままであった
    57. 火災実験を覗き見する
    58. ハプニングが生じる
    59. 夢国体が開催される
    60. 定年退職を迎える