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警察官のための刑法講義

【補訂二版】

編著/監修
津田 隆好
(警察庁生活安全局生活経済対策管理官)
体    裁
A5判  352ページ
本体価格+税
2,600円+税
 ISBN
ISBN978-4-8090-1338-6
C3032 \2600E
発 行 日
平成28年3月1日
補訂二版発行
内容現在
平成28年1月20日
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本書の特長

  • 平成27年までの最新情報(法改正、裁判例)を反映
    近年の改正、判例はもちろん、現場実務家の意見を集約し、最新の動向を反映した。
  • 実務家の意見を集約し、捜査に直結する内容を厳選!
    第一線捜査官の意見を基に、「窃盗罪の着手・既遂時期」や「窃盗罪と遺失物横領罪の境界・罪数関係」等現場で必要な事項を凝縮!
    また、「横領と背任の区別」等、昇任試験で悩むポイントについても丁寧に解説!
  • 目にやさしい2色刷、見やすいチャート・図表が多数!
    「正当防衛と緊急避難の異同」等混乱する箇所には図表を使用! ”目で見て”理解が深まる構成。

推薦の言葉

本書は,警察庁長官官房総務課取調べ監督指導室長である津田警視正が第一線の警察官のために書き下ろしたものである。

第一線でさまざまな事件処理を行っている警察官にとって,刑法の知識は必要不可欠のものである。にもかかわらず,日々の業務で忙殺されている警察官にとって,まとまった時間を割いて刑法の学習をすることは大変困難なことである。

一方,まじめに学習しようとする警察官には,現在市販されている刑法の参考書は筆者の学説等が詳細に記載されているがゆえに分量が多く,その反面,警察実務においていかに処理すべきかといった記載がないなどのため,効率的な勉強に役立つものはあまり多くないというのが実情である。

このたび,津田警視正が,『警察官のための刑事訴訟法講義』 に引き続き本書を執筆したことは,このような悩みを抱えていた警察官にとって,朗報であると確信している。つまり,本書は,従来のものとは異なり,日々の職務執行において苦悩している警察官にとって必要不可欠な内容が大変分かりやすく記載されている。各論はもとより,総論についても警察の実務に必要な内容がコンパクトにまとめられている。また,類書にみない充実した内容で最新の判例,刑法改正等にも対応しており,必ずや第一線の警察官の役に立ち,ひいては日本警察全体の執行力の向上に寄与すると思われる。

本書が一人でも多くの警察官の手に取られ,日々の業務を行う上での良き参考書となることを期待する次第である。

平成23年7月

警察庁長官官房総務課長 山下 史雄


補訂二版 はしがき

前回の補訂版刊行から,約2年が経過しました。今回は,その間の読者からのリクエストやご指摘を反映するとともに,判例及び実務の動向を踏まえ,他罪との関係も加筆して,補訂二版としました。

国民から与えられた武器の一つである「刑法」を活用していかに我が国の治安を守っていくかを考え,現場では日々悪戦苦闘されているのだろうと日々感じております。そんな皆さんのご労苦のほんの一部が,判例等として表に出てきているのだと思います。今回も,それらのうちの重要なもので,これからも現場で一生懸命努力し続ける皆さんの参考になるものを厳選して掲載しました。

補訂二版も,今まで以上に読者の皆さんの実務の参考になれば幸いです。

なお,今回も警察庁や都道府県警察の刑事部門の方々,東京法令出版株式会社の編集・校正スタッフをはじめ,多くの方々のお力添えをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

平成27年12月

警察庁生活安全局生活経済対策管理官 津田 隆好


目次

  • 第1編 刑法総論
    • 第1章 罪刑法定主義
    • 第2章 刑法の適用範囲
    • 第3章 犯罪の成立要件
    • 第4章 不作為犯
    • 第5章 因果関係
    • 第6章 故意
    • 第7章 事実の錯誤
    • 第8章 法律の錯誤
    • 第9章 過失犯
    • 第10章 結果的加重犯
    • 第11章 違法性阻却事由
    • 第12章 責任能力
    • 第13章 未遂犯
    • 第14章 共犯と共同正犯
    • 第15章 教唆犯
    • 第16章 幇助犯 (従犯)
    • 第17章 共犯と身分
    • 第18章 間接正犯
    • 第19章 罪数論
    • 第20章 刑 罰
  • 第2編 刑法各論
    • 第1章 殺人の罪 (199条〜203条)
    • 第2章 刑法上の 「暴行」
    • 第3章 傷害の罪 (204条〜211条)
    • 第4章 凶器準備集合罪 (208条の2)
    • 第5章 遺棄等の罪 (217条〜219条)
    • 第6章 逮捕・監禁罪 (220条, 221条)
    • 第7章 脅迫の罪 (222条, 223条)
    • 第8章 拐取罪 (224条〜229条)
    • 第9章 性犯罪 (176条〜181条)
    • 第10章 住居侵入等罪 (130条)
    • 第11章 名誉に対する罪 (230条〜232条)
    • 第12章 信用及び業務に対する罪 (233条〜234条の2)
    • 第13章 財産犯罪総論
    • 第14章 窃盗罪 (235条)
    • 第15章 強盗の罪 (236条〜241条)
    • 第16章 詐欺罪 (246条, 246条の2, 248条)
    • 第17章 恐喝罪 (249条)
    • 第18章 横領罪 (252条〜255条)
    • 第19章 背任罪 (247条)
    • 第20章 盗品等に関する罪 (256条, 257条)
    • 第21章 毀棄及び隠匿の罪 (258条〜264条)
    • 第22章 放火罪 (108条〜117条の2)
    • 第23章 通貨偽造罪 (148条)
    • 第24章 文書偽造の罪 (155条〜161条の2)
    • 第25章 有価証券偽造等罪及び偽造有価証券行使罪 (162条, 163条)
    • 第26章 支払用カード電磁的記録不正作出等罪等 (163条の2〜163条の5)
    • 第27章 不正指令電磁的記録に関する罪 (168条の2, 168条の3)
    • 第28章 性的感情を害する罪 (174条, 175条)
    • 第29章 博及び富くじに関する罪 (185条〜187条)
    • 第30章 公務執行妨害罪 (95条1項)
    • 第31章 公契約関係競売等妨害罪 (96条の6)
    • 第32章 逃走の罪 (97条〜102条)
    • 第33章 犯人蔵匿等罪・証拠隠滅罪 (103条〜105条)
    • 第34章 証人等威迫罪 (105条の2)
    • 第35章 偽証等罪 (169条〜173条)
    • 第36章 職権濫用罪 (193条〜196条)
    • 第37章 賄賂罪 (197条〜198条)
  • 参考資料
  • 参考文献一覧
  • 判例索引
  • 用語索引

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