〜交通関係施策から交通関係法令に至るまで毎月詳解〜
月刊交通
推薦 警察庁交通局/編集 道路交通研究会
A5判/104ページ 

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概 要
 『月刊交通』創刊当時の昭和45年は、自動車交通量の急激な増加が、都市や幹線道路をはじめ至る所に交通渋滞を生じさせ、自動車公害という新たな公害をもたらした時代である。 交通事故の多発、道路混雑の激化、自動車公害の発生等の交通問題は、人、車、道路等の複雑な要素が相互に絡み合っていたため、単純な手法をもってそれを解決することは、不可能であると危惧されていた。
 そのような折、複雑多岐にわたる交通問題について種々の角度から問題を提供し、その解決策を見いだすため、『月刊交通』が誕生した。
 以来、安全教育・思想の普及啓発、道路や車両の安全の向上、交通事故被害者の救済など様々な立場で交通安全に関わる人々に広く交通警察の「いま」を伝える交流の場として、活用されてきている。
 21世紀、さらなる展開をみせるであろう交通を取り巻く諸課題に積極的に取り組まれる上で、交通に関わる関係者にとってこれからも変わらず、本誌が役立つものであると考える。
(道路交通研究会)


2015年3月号 目次
地域公共交通活性化施策と交通警察の対応
地域公共交通活性化に向けた取組と交通警察の対応について
警察庁交通局交通規制課長 高木勇人
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正について
国土交通省総合政策局公共交通政策部交通計画課課長補佐 高纃G之
BRTの安全・円滑な導入に向けた交通管理について
茨城県警察本部交通部交通規制課 中庭章敬
公共交通の利用促進とマイカーの利用抑制を図る取組について
長野県警察本部交通部交通規制課 西澤祥治
運転免許返納者への支援を図るバス運賃の割引制度の導入について
岐阜県警察本部交通部交通企画課 泉 正人
人と環境にやさしく快適で利用しやすい公共交通体系の構築に向けた取組について
前・香川県警察本部交通部交通規制課 岡田知春

続・交通警察官のための交通鑑定学入門(19)
 直進する一人乗り自動二輪車と右折する自動車の衝突事故解析(前編)
株式会社知能自動車研究所 山崎俊一
ケーススタディ 危険運転致死傷罪(8)
 妨害行為等による危険運転致死傷罪の成否(4)
最高検察庁検事 城 祐一郎
判例に見る有罪と無罪の分岐点(自動車と歩行者等の衝突事故)(9)
 事前に発見していた高齢又は飲酒酩酊歩行者との衝突事故
警察大学校交通教養部長 那須 修
交通管制あれこれ(4)
 ゆるやかな交通誘導
前・警察庁交通局交通規制課交通管制技術室長
(現・東北管区警察局宮城県情報通信部長) 吉崎昭彦
交通警察の基礎知識(150)
 災害に備えた道路交通環境の整備
道路交通研究会
交差点
 交通事故の実態に即した交通事故防止対策の推進
佐賀県警察本部交通部長 前田勝久
研究最前線
 イベントデータレコーダ(EDR)の特性の解析〜ポール・電柱衝突〜
科学警察研究所交通科学部交通科学第三研究室 寺島孝明
交通課長日誌(339)
愛知県中警察署 橋本浩二
プロフェッショナル
 「ゼロ」の捜査
福井県警察本部交通部交通指導課次席 谷原由浩
交通警察統計
 
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