〜交通関係施策から交通関係法令に至るまで毎月詳解〜
月刊交通
推薦 警察庁交通局/編集 道路交通研究会
A5判/104ページ 

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概 要
 『月刊交通』創刊当時の昭和45年は、自動車交通量の急激な増加が、都市や幹線道路をはじめ至る所に交通渋滞を生じさせ、自動車公害という新たな公害をもたらした時代である。 交通事故の多発、道路混雑の激化、自動車公害の発生等の交通問題は、人、車、道路等の複雑な要素が相互に絡み合っていたため、単純な手法をもってそれを解決することは、不可能であると危惧されていた。
 そのような折、複雑多岐にわたる交通問題について種々の角度から問題を提供し、その解決策を見いだすため、『月刊交通』が誕生した。
 以来、安全教育・思想の普及啓発、道路や車両の安全の向上、交通事故被害者の救済など様々な立場で交通安全に関わる人々に広く交通警察の「いま」を伝える交流の場として、活用されてきている。
 21世紀、さらなる展開をみせるであろう交通を取り巻く諸課題に積極的に取り組まれる上で、交通に関わる関係者にとってこれからも変わらず、本誌が役立つものであると考える。
(道路交通研究会)


2015年7月号 目次
高齢者に対する交通安全対策
警察庁調査研究事業「中高年齢層の歩行中死亡事故を抑止するための
段階的交通安全教育手法の調査研究」の概要について
警察庁交通局交通企画課 桜井智晃
「第3回東北管区内交通安全教育コンクール」の開催
東北管区警察局総務監察・広域調整部広域調整第二課 高橋一彦
加齢に伴う身体機能の変化が運転に及ぼす影響を自覚させる高齢運転者教育の実施
埼玉県警察本部交通部交通企画課 大沼 誠
高齢者の総合的な交通死亡事故抑止対策の推進について
大分県警察本部交通部交通企画課 井上淳司
運転免許自主返納支援制度の拡充と地域公共交通の整備等による
高齢者交通安全対策の推進について
鹿児島県警察本部交通部交通企画課 久木山 茂

高齢者の交通事故抑止対策について(前編)
警察庁交通局交通企画課課長補佐 水代 智
道路交通法の一部を改正する法律の概要について
警察庁交通局交通企画課 渡辺直人

ケーススタディ 危険運転致死傷罪(11)
アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為に係る危険運転致死傷罪の成否(1)
最高検察庁検事 城 祐一郎
交通管制あれこれ(7)
民間事業者による交通情報提供(後編)
東北管区警察局宮城県情報通信部長 吉崎昭彦
交通警察の基礎知識(154)
違法薬物・医薬品の使用と自動車運転
道路交通研究会
交差点
高齢者事故防止に重点を置いた交通事故防止対策の推進
長野県警察本部交通部長 北原久弘
研究最前線
高齢者の様々な運転調整行動の実態と運転の目的との関連
科学警察研究所交通科学部交通科学第二研究室 小菅 律
交通課長日誌(343)
山口県山口警察署 萩原 靖
プロフェッショナル
交通安全ヒーロー誕生
富山県警察本部交通部交通企画課課長補佐 松崎憲治
交通警察統計
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