2005年 10月号<目次> |
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【今月の特集】
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「DNA型記録取扱規則」について |
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本年9月1日に制定された「DNA型記録取扱規則」に基づき、被疑者資料に係るDNA型データベースの運用が始まります。本稿では、根拠規定である規則を正しく理解することを目的としています。
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いわゆる「迷惑防止条例」等改正の概要と施行状況について |
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本年4月1日に施行された、東京都のいわゆる「迷惑防止条例」について、客引き・客の誘引・客待ちやスカウトによる勧誘及び暴力団の威力を示す粗暴行為の規制、ピンクビラ等の配布行為等の規制などについて、改正の背景・概要とともに施行後の取締り状況について解説しました。
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「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」の概要等 |
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大規模不法投棄、無確認輸出等廃棄物の不適正処理に対する対応の強化とともに、より適切な事務処理体制を確立するための措置について解説。警察の活動に関わりの深い部分をピックアップして説明しています。
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【好評連載中】
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第5回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。第5回は、「往来を妨害する罪」を解説します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■「DNA型記録取扱規則」について
警察庁刑事局刑事企画課 山根勇
■いわゆる「迷惑防止条例」等改正の概要と施行状況について
警視庁生活安全部生活安全総務課 金井貴義
■「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」の概要等
警察庁生活安全局生活環境課生活経済対策室課長補佐 中村和博
■知能犯捜査のための民事法教室(第12回) 代物弁済〜相殺
警察大学校財務捜査研修センター教授 鶴岡文人
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第5回 往来を妨害する罪
慶應義塾大学大学院法務研究科・法学部教授 安冨潔
■海上保安事件の研究(第9回)
中国公船「ミン・スウ・ユー3632」及び「公辺319」拿捕事件
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第22回)
いわゆる「豊田商法国賠請求事件」(続)
国賠訴訟判例研究会
【実例捜査セミナー】
■医師による医療行為を装ったわいせつ事犯の捜査
東京地方検察庁検事 山田朋美
【科学捜査】
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第51回) 企業関連犯罪(続・基礎編)
札幌高等検察庁検事 大橋充直
【コラム】
■危機管理夜話(第7回) 《セットの思想》とは?
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第126回)
『改訂版 刑事訴訟法基本判例解説』(河上和雄・著)
獨協大学法科大学院助教授 清水真
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■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 8月のできごと
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※ 「事例に学ぶ 交通事故事件捜査」((財)日本自動車研究所 山崎俊一)は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第78回)
『在外選挙権』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第6回)
『交番あれこれ(上)』
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第12回)
自殺と遺書
菊池興安
■閑話休題(第6回) 数字が気になる
元群馬県警察学校長 飯塚訓
■Book Land 『震度0』(横山秀夫・著)
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