2005年 11月号<目次> |
 |
|
【新連載】
☆ |
危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第1回) |
|
故意行為である危険運転行為を基本とする危険運転致死傷罪は、過失犯として擬律判断された従来の交通事故事件捜査とは異なります。そこで本連載では、
○適切な捜査処理に必要な犯罪事実記載のポイントが事故形態別に分かる
だけでなく、
○捜査及び送致の際に注意すべきポイントについても解説
しました。初学者にはもちろん、ベテラン捜査官の基礎の確認にも最適です。
第1回は総論・ガイダンスとして、危険運転致死傷罪の概要、他罪等との関係等並びに犯罪事実の記載事項及び記載に当たっての一般的留意事項を解説します。
|
【今月の特集】
☆ |
刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の概説 |
|
新法の内容について、警察官を対象に、警察庁長官官房総務課の方にご解説いただきました。
警察留置場の管理運営に関して盛り込まれた事項、警察留置場に関する独自の規定として盛り込まれた規定、現在の被留置者処遇との相違点を中心に概説します。
|
【好評連載中】
☆ |
「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第6回) |
|
現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。第6回は、「詐欺及び恐喝の罪」を解説します。
|
|
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第1回)
「総論 危険運転致死傷罪の概要、他罪等との関係等並びに犯罪事実の記載事項及び記載に当たっての一般的留意事項」
東京高等検察庁(元さいたま地方検察庁交通部長)検事 圓山慶二
■刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の概説
−警察留置場への適用規定を中心に−
警察庁長官官房総務課 中山卓映
■知能犯捜査のための民事法教室(第13回) 債権譲渡〜担保物権制度
警察大学校財務捜査研修センター教授 鶴岡文人
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第6回 詐欺及び恐喝の罪
弁護士 布野貴史・著(監修 安冨潔)
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第11回) ひき逃げ事件の捜査事例
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
■海上保安事件の研究(第10回)
第3満久(マングー)号継続追跡・公務執行妨害事件(前編)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第23回)
いわゆる「豊田商法国賠請求事件」(続)
国賠訴訟判例研究会
【実例捜査セミナー】
■輸入貿易業者らによる覚せい剤大量密輸入事件の捜査処理
東京地方検察庁検事 大野一樹
■少年2名による強盗致傷事件審判への検察官の関与
東京地方検察庁検事 松本剛和
【コラム】
■危機管理夜話(第8回) 『回転保存』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第127回)
『刑事訴訟法の構造』(香城敏麿・著)
獨協大学法科大学院助教授 清水真
|
|
|
■捜査に役立つ! 英語
■Book Land 『吼える駐在』
(飯塚訓・著)
■捜査関係ファイル 9月のできごと
|
|
※ 「検証 ハイテク犯罪の捜査」(札幌高等検察庁検事 大橋充直)は休載いたしました。
|
|
論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第79回)
『死体なき殺人事件』 『死刑執行停止』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第7回)
『交番あれこれ(下)』
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
|
|
■検事の視点 捜査・公判アラカルト(第6回)
『頭悩ます量刑・求刑』
検事 古賀由紀子
■実録・事件捜査と人間模様(第13回)
私製宝くじ事件
菊池興安
■閑話休題(第7回) 防犯、あの手この手
元群馬県警察学校長 飯塚訓
■Book Land 『信長の家臣団』(樋口晴彦・著)
|
|