2006年 4月号<目次> |
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【新連載】
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来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント(第1回) |
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来日外国人犯罪捜査の実例を踏まえ、取調べ等手続上の基本的な問題を解説。関連する判例及び捜査書類(特に供述調書)作成のポイント解説も豊富に盛り込みました。
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【今月の特集】
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DNA型鑑定による個人識別(下) |
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前警察庁刑事局長岡田薫氏によるDNA型鑑定のあり方についての論文。今回は、主要先進国におけるDNA型鑑定の現状と我が国における課題について、主として法的枠組みの観点から検討しました。2005年12月号の「進化するDNA型鑑定」と併せてご覧下さい。
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【好評連載中】
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はじめての組織的犯罪処罰法(第2回) |
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「組織的な犯罪に対する処罰の強化」と「犯罪収益規制」に活用できる「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」をわかりやすく解説した待望の連載。連載第2回は「組織的犯罪処罰法3条1項の適用とその要点」を解説します。主人公の丸子警部は、「組織的殺人」への訴因変更に無事対応できたのでしょうか。
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危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第6回) |
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第6回は各論5として、赤色信号殊更無視について、捜査の具体的留意事項と記載例を紹介します。
本罪は、アルコールの影響による危険運転致死傷罪に次いで件数の多い罪名ですので、ぜひ捜査にご活用ください。
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第11回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。第11回は、「盗品等に関する罪」を解説します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■新連載来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント
第1回 総論
警察庁国際捜査実務研究会
■実戦誌上講義 はじめての組織的犯罪処罰法(2)
組織的犯罪処罰法3条1項の適用とその要点
東京地方検察庁(前法務総合研究所教官)検事 松並孝二
■DNA型鑑定による個人識別(下)
前警察庁刑事局長 岡田薫
■危険運転致死傷罪に関する犯罪事実の書き方(第6回)
各論5 赤色信号殊更無視
東京高等検察庁(元さいたま地方検察庁交通部長)検事 圓山慶二
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第11回 盗品等に関する罪
弁護士 布野貴史・著(慶應義塾大学大学院法務研究科・法学部教授 安冨潔・監修)
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第56回)
ハイテク犯罪の情状立証(経緯・動機)
札幌高等検察庁検事 大橋充直
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第16回)
接触事故の有無を決める痕跡の捜査
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
■海上保安事件の研究(第14回)
ホンジュラス船籍マグロ漁船「ペスカマ(PESCA MAR)15号」船内暴動殺人事件
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
【実例捜査セミナー】
■起訴後に被告人が犯意を否認したタクシーの無賃乗車事件
岐阜地方検察庁多治見支部長兼御嵩支部長 岡村佳明
■公職選挙法違反事件(事前買収罪)において、時間外勤務手当名目で買収金が供与された事案
千葉地方検察庁検事 吉田稔
【コラム】
■危機管理夜話(第13回) 『笑いという妙薬』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第132回)
『正犯と共犯を区別するということ』(亀井源太郎・著)
評者 獨協大学法科大学院助教授 清水真
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■捜査に役立つ! 英語
■Book Land 『黒田清 記者魂は死なず』
(有須和也・著)
■捜査関係ファイル 2月のできごと
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※ 「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」(国賠訴訟判例研究会)は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第84回)
『控訴棄却か公判停止か』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第12回)
「商品知識」が成否の分かれ目(なし割捜査の礎)
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第18回)
嘆きあれこれ
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
■捜研雑感
『古筆見』
文書鑑定人 吉田公一
■閑話休題(第12回) 犬いればこそ(2)
元群馬県警察学校長 飯塚訓
■Book Land 『うしろ姿』(志水辰夫・著)
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