2006年 8月号<目次> |
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【新連載】
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児童買春・ポルノ禁止法及び人身売買罪等の人身の自由を侵害する行為についての犯罪事実等のポイント(第1回) |
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弱い立場にある児童や女性が被害に遭う犯罪が後を絶ちませんが、本連載では、児童の性的搾取及び性的虐待並びに人身取引等の犯罪について、犯罪事実に関するポイント等を、捜査上の留意事項・犯罪事実記載例を交えて分かりやすく解説します。
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【今月の特集】
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風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部改正に伴う内閣府令及び国家公安委員会規則の改正について |
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平成18年5月1日施行の「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律」に併せて施行された、許可申請書の添付書類等に関する内閣府令及び風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則の改正について解説しました。本誌655号(2006年2月号)の改正法の解説と併せてご活用ください。
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組織構造の研究(第6回) 美浜原発事故の行動科学的分析 |
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平成16年8月に関西電力美浜原子力発電所で発生した配管破損事故について、「アウトソーシングの潜在的リスク」、「短期的目標であるコスト削減と長期的目標である安全管理の関係」等の切り口から解説しました。捜査幹部にとっても、他山の石とすべき教訓があります。
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【好評連載中】
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第15回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「文書偽造の罪」を解説します。
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事例に学ぶ交通事故事件捜査(第18回) |
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交通事故鑑定の権威・山崎俊一氏が、マスコミ等でも報道された交通事故事件を中心に、捜査・公判の経緯と事件捜査のポイントを徹底解説する人気連載。今月は、「原動機付自転車の二人乗りの事故における運転者特定事例」を取り上げます。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■新連載児童買春・ポルノ禁止法及び人身売買罪等の人身の自由を侵害する行為についての犯罪事実等のポイント(第1回)
法務省刑事局付検事 阿部健一
■風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部改正に伴う内閣府令及び国家公安委員会規則の改正について
警察庁生活安全局生活環境課課長補佐 鈴木達也
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第59回)
今年の夏は熱い(夏休み恒例(?)エッセイ)
札幌高等検察庁検事 大橋充直
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第15回 文書偽造の罪
獨協大学法科大学院教授 清水 真
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第18回)
二人乗り原付の運転者特定
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
【実例捜査セミナー】
■複数名による殺人事件において、実行行為に関与しない者に共謀が認められた事例
横浜地方検察庁検事 森中尚志
■ある背任事件の捜査について
東京地方検察庁検事 河原克巳
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第26回)
いわゆる「豊田商法国賠請求事件」(続)
国賠訴訟判例研究会
■組織構造の研究(第6回)
美浜原発事故の行動科学的分析
警察大学校警察政策研究センター主任教授 樋口晴彦
【コラム】
■危機管理夜話(第17回) 『ある捜査の壁』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第136回)
『矯正用語事典』(鴨下守孝・松本良枝編集代表)
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真
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■Book Land
『組織行動の「まずい!!」学』
(樋口晴彦 著)
■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 6月のできごと
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※ 「海上保安事件の研究」(呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇)、「来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント」は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第88回)
『死刑の適用』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■捜査と公判の隅で(第8回)
高等裁判所に控訴したら
石渡博礼
■ 吾、勁草たり得ず(第16回)
強くて優しい警察(上)
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第22回)
嘆きあれこれ(その5)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
■Book Land 『一応の推定』(広川 純・著)
■閑話休題(第16回) 五百二十羅漢像
元群馬県警察学校長 飯塚訓
■捜研雑感 『筆跡個性と恒常性』
文書鑑定人 吉田公一
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