2006年 10月号<目次> |
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【今月の特集】
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刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の概説 |
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代用刑事施設制度に関する法整備を含む未決拘禁者の処遇を定めた、「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」(平成18年6月8日に公布(施行1年以内))につき、警察官・海上保安官等の留置業務に関わる事項を中心に解説します。
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銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律等の概要について |
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近年、圧縮した気体の強い圧力を利用し、人を傷害しうるエアソフトガンが国内に流通し、改造エアソフトガンによる傷害事件が多発するなど、社会問題となっています。8月21日施行の銃刀法改正により、「準空気銃」の所持の禁止に関する規定等が整備されましたが、本稿では、改正の概要を分かりやすく解説します。
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【好評連載中】
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来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント(第6回) |
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来日外国人犯罪捜査の実例を踏まえ、取調べ等手続上の基本的な問題を解説。関連する判例及び捜査書類(特に供述調書)作成のポイント解説も盛り込みました。連載第5〜6回では2回にわたって、「偽造クレジットカード犯罪」を取り上げます。
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第17回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「名誉に対する罪・信用及び業務に対する罪」を解説します。
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海上保安事件の研究(第19回) |
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捜査や海上警備に関する法的論点を事例・判例を通じて徹底解説する人気連載。今月から3回にわたり「海上警察機関による武器使用事例の研究」を取り上げます。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の概説
警察庁長官官房総務課 中山卓英
■銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律等の概要について
警察庁生活安全局生活環境課 大門雅弘
■来日外国人犯罪捜査における捜査書類作成等のポイント
第6回 偽造クレジットカード犯罪(2)
警察庁国際捜査実務研究会
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第17回 名誉に対する罪・信用及び業務に対する罪
弁護士 布野貴史
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第61回)
ハイテク犯罪の情状立証(続・犯行態様)
札幌高等検察庁検事 大橋充直
■海上保安事件の研究(第19回)
海上警察機関による武器使用事例の研究(その1)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第20回)
民事裁判で明らかになった正面衝突事故事件
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
【実例捜査セミナー】
■薬物犯罪収益等隠匿罪・収受罪の適用が問題となった事例
東京地方検察庁検事 森田秀人
【実例捜査セミナー】
■実子に対する虐待否認事件の捜査について
東京地方検察庁検事 緒方由紀子
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第28回)
国賠訴訟判例研究会
【コラム】
■危機管理夜話(第19回) 『記憶』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第138回)
『刑事訴訟法講義・第2版』(池田修・前田雅英 共著)
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真
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■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 8月のできごと
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※ 「児童買春・ポルノ禁止法及び人身売買罪等の人身の自由を侵害する行為についての犯罪事実等のポイント」は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第90回)
『車社会と法規制』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第18回)
疾風の事件捜査
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第24回)
嘆きあれこれ(その7)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
■Book Land 『名もなき毒』(宮部みゆき・著)
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