2006年 11月号<目次> |
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【今月の特集】
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米国マサチューセッツ州ボストンにおける殺人事件捜査とその裁判について 〜裁判員公判導入への参考として〜 |
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日米の捜査手続・公判手続の相違を踏まえながら、陪審員裁判制度の下で、米国の捜査手続が持つ特徴が表れた事例を紹介します。来たるべき裁判員公判に臨む日本の捜査担当者にもお役立ていただけます。
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平成18年警察白書について(上) |
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本年の警察白書の特集である「安全・安心なインターネット社会の実現」について取り上げます。今月は、「国民の生活を脅かすインターネット社会の現実」〜「サイバー空間の安全確保に向けた取組み」を掲載。
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【好評連載中】
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児童買春・ポルノ禁止法及び人身売買罪等の人身の自由を侵害する行為についての犯罪事実等のポイント(第3回) |
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弱い立場にある児童や女性が被害に遭う犯罪が跡を絶ちませんが、本連載では、児童の性的搾取及び性的虐待並びに人身取引等の犯罪について、犯罪事実に関するポイント等を、捜査上の留意事項・犯罪事実記載例を交えて分かりやすく解説します。
連載第3回では、「営利等の目的で人を売買する行為(刑法226条の2、児童買春・児童ポルノ禁止法8条1項)」を取り上げます。
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実例捜査セミナー |
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現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・携帯電話の通話履歴を中心とする客観的な証拠の精査により、犯人性を立証した大麻輸入事案
・組織的犯罪処罰法を適用して「計画型取込詐欺」事案を処罰した成功事例
を紹介します。
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海上保安事件の研究(第20回) |
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捜査や海上警備に関する法的論点を事例・判例を通じて徹底解説する人気連載。今月は「海上警察機関による武器使用事例の研究(その2)」を取り上げます。
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第18回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「脅迫の罪」を解説します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■米国マサチューセッツ州ボストンにおける殺人事件捜査とその裁判について
〜裁判員公判導入への参考として〜
警察庁科学警察研究所総務部長 (前ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員) 金山泰介
■一緒に飲酒をした同僚に危険運転行為を止めなかったことを理由に損害賠償を認めた判例
日本大学法学部教授 山川一陽
■児童買春・ポルノ禁止法及び人身売買罪等の人身の自由を侵害する行為についての犯罪事実等のポイント(第3回)
法務省刑事局付検事 堤良行
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第18回 脅迫の罪
獨協大学法科大学院教授 清水真
■海上保安事件の研究(第20回)
海上警察機関による武器使用事例の研究(その2)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第21回)
荷台から被害者が落下した交通事故事件捜査
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
【実例捜査セミナー】
■犯人性立証が問題となった大麻輸入事件の捜査・公判について
東京地方検察庁検事 高橋麻理
【実例捜査セミナー】
■組織的犯罪処罰法を積極的に適用した「計画型取込詐欺」において,ねばり強く大胆な捜査手法と立証視点の転換が功を奏した事例
東京地方検察庁検事 山口貴亮
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第29回)
国賠訴訟判例研究会
■平成18年警察白書について(上)
大阪府曾根崎警察署刑事課長代理 (前警察庁長官官房総務課企画係長) 宮川恵三
【コラム】
■危機管理夜話(第20回) 『“うっかり”という恐怖』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第139回)
『強制捜査と任意捜査』(井上正仁・著)
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真
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■Book Land
『犯罪被害者の声が聞こえますか』
■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 9月のできごと
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第91回)
『附帯私訴』
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第19回)
刑事魂と犯罪組織のせめぎ合う街
―新宿歌舞伎町―
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第25回)
嘆きあれこれ(その8)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
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