2007年 2月号<目次> |
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【今月の特集】
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聞込み捜査のポイント〜人間の記憶の仕組みから〜(福島県警察本部長 綿貫茂) |
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「人間の記憶の仕組み」の業務管理への応用として、聞込み捜査をする際の注意点を分かりやすくご解説いただきました。聞込み捜査や取調べの能力向上にはもちろん、若手警察官への捜査の「コツ」の伝授のためにご活用ください。
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サイバー犯罪の現状とその対策について |
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情報通信ネットワークの安全性・信頼性を確保することがますます重要になっておりますが、本稿では、サイバー犯罪の現状について概説するとともに、警察のサイバー犯罪対策を紹介します。
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【好評連載中】
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暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(第3回。全4回予定) |
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近年暴力団は、建設業・貸金業等の経済活動を利用して資金を獲得する動きを活発化・多様化させています。これに対し、警察及び行政機関では、暴力団の資金獲得活動に打撃を与え、業界の健全化を促進するために、各種業法等における暴力団排除条項の整備を進めています。
今月は、「第3章 暴力団排除条項の効果的運用」として、「暴力団排除条項運用上の事務手続」及び「運用と方策」を取り上げます。
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実例捜査セミナー |
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現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・政治資金規正法における「寄附」行為が問題となった事案
・ある民間車検場における不正車検に係る贈収賄等事件の捜査について
・ある地方都市での談合事件捜査
を紹介します。
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海上保安事件の研究(第23回) |
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捜査や海上警備に関する法的論点を事例・判例を通じて徹底解説する人気連載。今月は「海上警察機関による武器使用事例の研究(その5)」として、「外国における武器の使用事例」「日本船舶が銃撃された事例」「合衆国コーストガードにおける強制力の行使」を取り上げます。
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第21回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「有価証券偽造の罪」を解説します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■聞込み捜査のポイント 〜人間の記憶の仕組みから〜
福島県警察本部長 綿貫茂
■暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(3)
岩手県警察本部刑事部捜査第二課長 (前警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課付) 鈴木康修
■サイバー犯罪の現状とその対策について
警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課 橋本直樹
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第21回 有価証券偽造の罪
獨協大学法科大学院教授 清水真
■海上保安事件の研究(第23回)
海上警察機関による武器使用事例の研究(その5)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第23回)
当たり屋バイクにぶつけられたと容疑を否認した事件
(財)日本自動車研究所 山崎俊一
■「治安再生に向けた7つの重点」の策定について(上)
警察庁長官官房総務課 大野敬
【実例捜査セミナー】
■政治資金規正法における「寄附」行為が問題となった事案
東京地方検察庁検事 松熊健
■ある地方都市での談合事件捜査
東京地方検察庁検事 三井隆史
■ある民間車検場における不正車検に係る贈収賄等事件の捜査について
東京地方検察庁検事 児嶋隆司
【コラム】
■危機管理夜話(第23回)
『捜査とインテリジェンス』
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第142回)
『入門刑事手続法・第4版』(三井誠・酒巻匡 著)
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真
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■Book Land
『続捜査夜話 事件帖』
(石神正 著)
『二重誘拐』
(井上一馬 著)
■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 12月のできごと
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※ 「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」「ハイテク犯罪の捜査」は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■インクのしずく(第94回)
再審の門
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司
【随想】
■捜査と公判の隅で(第10回)
法曹三者が一致するとき
石渡博礼
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■ 吾、勁草たり得ず(第22回)
「忙しかった」は理由にならない
―刑事の世界―
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
■実録・事件捜査と人間模様(第28回)
嘆きあれこれ(その11)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
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