2007年 4月号<目次> |
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【今月の特集】
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暴力団排除のための前科要件の活用 |
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暴力団関係企業を業界から排除するとともに、暴力団の資金源を封圧するために効果的な手法である「前科要件の活用」について解説しました。捜査研究2006年12月号〜2007年3月号まで連載された「暴力団排除条項の仕組みと効果的運用」と併せてご活用ください。
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【好評連載中】
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マネーロンダリングとマネーロンダリング対策の基礎−国際的潮流と我が国の対応−(第2回) |
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前警察庁刑事局長の岡田薫氏が、我が国のマネーロンダリング対策法制について、アメリカ・スイス等のマネーロンダリング対策先進国での展開や国際機関等の動きを踏まえて、分かりやすく基礎知識を解説します。
今月は、「アメリカ、スイスでの展開」について、「組織犯罪対策のかなめ(組織への経済的打撃)」「広がるマネーロンダリング」「アメリカにおけるマネーロンダリング規制」「スイスにおける問題状況」を取り上げます。
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危機管理とリスクマネジメント(第2回) |
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著者の上野治男氏は、警察庁・外務省・内閣官房・防衛庁等において危機管理・リスクマネジメントがらみの要職を歴任し、現在は大学で教鞭を取っておられます。本連載は、組織のリーダーが危機管理の意識を涵養・習得できるような事案を選び、当時の担当者間のやりとり等も交えて書き下ろした随想です。
今月は、「阪神大震災とリスクマネジメント」を取り上げます。
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実例捜査セミナー |
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現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・中学校のクラブ活動中に野球部員が熱中症で死亡した業務上過失致死事件
・公判段階において犯罪収益を算定した結果、その没収・追徴の判決を得た事案
の2本を紹介します。
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「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第23回) |
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現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。
今月は、「職権濫用罪」を解説します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【捜査実務】
■暴力団排除のための前科要件の活用
岩手県警察本部刑事部捜査第二課長 (前警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課付) 鈴木康修
■マネーロンダリングとマネーロンダリング対策の基礎(2) 〜国際的潮流と我が国の対応〜
前警察庁刑事局長 岡田薫
■<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
第23回 職権濫用罪
弁護士 布野貴史(監修 安冨潔)
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第64回)
ハイテク犯罪の情状立証(続・結果と実害ほか)
東京地方検察庁検事 大橋充直
■海上保安事件の研究(第24回)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
【実務に役立つ判例】
■国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第31回)
国賠訴訟判例研究会
【実例捜査セミナー】
■中学校のクラブ活動中に野球部員が熱中症で死亡した業務上過失致死事件
東京地方検察庁検事 中村葉子
■公判段階において犯罪収益を算定した結果,その没収・追徴の判決を得た事案
千葉地方検察庁検事 大原高夫
【コラム】
■危機管理夜話(第25回)
元警視総監・エッセイスト 吉野準
■文献紹介(第144回)
『現代刑法理論の現状と課題―川端博対談集』
評者 明治大学法科大学院教授 清水真
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■捜査に役立つ! 英語
■捜査関係ファイル 2月のできごと
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※ 「事例に学ぶ 交通事故事件捜査」は休載いたしました。
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
【論壇】
■危機管理とリスクマネジメント(第2回)
阪神大震災とリスクマネジメント
上野治男
■インクのしずく(第96回)
代理処罰
まだこんな捜査か
白鴎大学法科大学院長・法学博士 土本武司
【随想】
■ 吾、勁草たり得ず(第24回)
日々是修行
―盛り場等における犯罪対策(その一)―
元警視庁池袋署長 黒木正一郎
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■実録・事件捜査と人間模様(第30回)
嘆きあれこれ(その13)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
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