2008年 8月号<目次> |
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【新連載】
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「次世代の捜査官たちへ」 第一回 殉職事件から学ぶ『心の持ち方』 (元警視庁刑事部捜査第一課長 久保正行氏) |
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(2008年3月、警視庁第七方面本部長で勇退。現在、日本航空株式会社(JAL)業務監理部。)
「根っからの刑事」「地べたを這い回る刑事」と自称される久保氏は、昭和43年卒業配置、昭和46年刑事になり、以降昭和49年捜査第一課へ。全階級で捜査第一課を経験。他に鑑識課、機動捜査隊などを歴任されました。
世代交代を迎えている警察組織、とりわけ捜査官に対して、久保様の刑事人生の教訓をメッセージとしてお伝えします。
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【特集】
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「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律」の概要について (警察庁刑事局組織犯罪対策部企画分析課 花岡一央) |
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「被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則」制定について (警察庁刑事局刑事企画課 桝野龍太) |
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「最近の刑事裁判に現れたDNA型鑑定」 (科学警察研究所総務部長 江原伸一) |
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第一線の警察官向けに、「裁判の中でどのようにDNA型鑑定が活用されてきたのか」を、第一審から資料を収集し、丁寧、かつ、要点を絞ってコンパクトにまとめていただきました。
実務の拠り所となる判例を検索する手間を省くことができ、非常に便利な資料です。
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「判例解説・政治上の主義・主張を記載したビラを配布する目的で集合住宅の敷地及び共用部分に立ち入った行為について,邸宅侵入罪が成立するとされた事例」 (法務省刑事局付 関口新太郎) |
【好評! 新連載】
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刑事(デカ)の視点―伝説の刑事の事件簿― (読売新聞東京本社写真部長 三沢明彦) |
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伝説の刑事たちへのインタビューに基づくドキュメンタリー。著名な手口捜査官、特殊班の刑事、鑑識官など多彩な人物が登場。ネタの取り方、落とし方、被疑者との駆け引きなど、教訓が満載の長期連載。
第5回は「手口捜査に必要なもの―師の教えとは―」。
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コラム・ナチュラルシュート (元警察庁刑事局長 岡田薫) |
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刑事警察の要職を歴任された著者が、捜査官として知っておくべき視点を“現代の魔球”的切り口で紹介します。
第5回は「捜査は司法か行政か」。
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【好評連載中】
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実例捜査セミナー |
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現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・盗難バイク輸出業者による盗品等「無償」譲受の捜査
・特殊な態様の乳児虐待事案
を紹介します。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
■「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律」の概要について
警察庁刑事局組織犯罪対策部企画分析課 花岡一央
【実例捜査セミナー】
■特殊な態様の乳児虐待事案
東京地方検察庁検事 福島崇之
■「被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則」の制定について
警察庁刑事局刑事企画課 桝野龍太
【実例捜査セミナー】
■盗難バイク輸出業者による盗品等「無償」譲受の捜査
東京地方検察庁検事 佐々木夏織
■最近の刑事裁判に現れたDNA型鑑定
科学警察研究所総務部長 江原伸一
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(34) 交通事故を装った保険金殺人(その2)
(株)知能自動車研究所 山崎俊一
■時事判例解説
法務省刑事局付 関口新太郎
【コラム】
■ナチュラルシュート (第5回) 捜査は司法か行政か
元警察庁刑事局長 岡田 薫
【コラム】
■危機管理夜話 第41回
元警視総監 吉野 準
■文献紹介 第160回
『警察官のための刑事訴訟法講義』
明治大学法科大学院教授 清水 真
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■捜査関係ファイル 6月のできごと
■連載リニューアル 捜査に役立つ英語
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
新連載
■次世代の捜査官たちへ(1)
殉職事件から学ぶ「心の持ち方」
久保正行
■刑事(デカ)の視点(5)
手口捜査に必要なもの―師の教えとは―
三沢明彦
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■ 吾、勁草たり得ず(40)
組織の総力による包囲網(その一)―ピッキング用具使用侵入盗(四)―
元警視庁池袋警察署長 黒木正一郎
■インクのしずく(112)
アキバ惨劇
白鴎大学法科大学院長・法学博士 土本武司
■捜査雑感 日本のお金あれこれ
吉田公一
■Book Land 『おれたちの街』
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※「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」「検証 ハイテク犯罪の捜査」「海上保安事件の研究」は休載いたします。
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