2009年10月号<目次> |
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【新連載】
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「捜査のための会社法制入門(第1回)」 (警察大学校財務捜査研修センター教授 鶴岡文人) |
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捜査官に必要な内容に絞り、会社法の基本を分かりやすく解説!
随所に擬律判断との絡みを解説する「捜査のためのColumn」を掲載するなど、実戦的な内容を心がけた、知能犯罪、会社犯罪を扱う捜査官必見の内容です。
第1回では、まず、「なぜ捜査に会社法の知識が必要か」を捜査手続の流れに沿って解説します。
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「組対部以外でも役立つ犯罪組織からの資金はく奪について 〜組織的犯罪処罰法の活用を中心に〜(1)」 (警察庁刑事局組織犯罪対策部企画分析課課長補佐 鈴木康修) |
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10月号から2010年1月号の4回にわたり、組織的犯罪処罰法の効果的活用方法を解説します。
組織的犯罪処罰法は、犯罪組織のみに適用するものではなく、生活安全、警備、交通部門等でで取り扱う事件でも幅広く活用できます。本連載で、犯罪収益はく奪をねらえる事例と、起訴前没収保全のイメージを“ざっくり”とつかんでください。
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【特集】
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「『児童ポルノの根絶に向けた重点プログラム』について」 (警察庁生活安全局少年課 渡邉和巳) |
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児童ポルノ、中でも、インターネット上に氾濫する児童ポルノの根絶に向け、警察庁生活安全局で「児童ポルノの根絶に向けた重点プログラム」を策定しました。
本稿では、プログラム策定の背景・経緯、プログラムの内容、今後の課題について解説します。
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「コーチングを活用した若手警察官の効果的育成と運用」 (中部管区警察局長 綿貫茂) |
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大量退職・大量採用時代に重要なことは、若手警察官の能力の有無について議論することではなく、「上司・先輩が若手警察官の能力を引き出すことができるかどうか」であるという考えにもとづき、指導担当者に求められる指導方法等を解説しました。
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【新連載】
■捜査のための会社法制入門 第1回
警察大学校財務捜査研修センター教授 鶴岡文人
■「児童ポルノの根絶に向けた重点プログラム」について
警察庁生活安全局少年課 渡邉和巳
【新連載】
■組対部門以外でも役立つ犯罪組織からの資金はく奪について 〜組織的犯罪処罰法の活用を中心に〜(1)
警察庁刑事局組織犯罪対策部企画分析課課長補佐 鈴木康修
【実例捜査セミナー】
■否認の強姦事件における被害者供述の信用性
東京地方検察庁検事 鷲野辰夫
■コーチングを活用した若手警察官の効果的育成と運用
中部管区警察局長 綿貫 茂
■交通事故事件の基本と応用(7)
警視庁交通部交通捜査課交通鑑識第二係長警察庁指定広域技能指導官 藤松伸二
■元検察官のキャンパスノート(7)
元法務総合研究所研修第二部教官 須賀正行
■捜査・司法通訳人から見た外国人犯罪対応のポイント(13) 望ましい通訳人制度
法学博士 捜査・司法通訳芝浦工業大学非常勤講師 萬羽ゆり
■最新判例にみる身近な犯罪(9) 中傷・盗聴にかかわる犯罪
実務判例研究会
【コラム】
■危機管理夜話(55)
元警視総監 吉野 準
■文献紹介 『刑事法学における現代的課題』
明治大学法科大学院教授 清水 真
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
■次世代の捜査官たちへ(15)
柿がホシを割り出す
久保正行
■インクのしずく(126)
公訴時効
土本武司
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■刑事(デカ)の視点(18)
泥棒捜査は刑事の基本
三沢明彦
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※「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」「検証 ハイテク犯罪の捜査」「吾、勁草たり得ず」「指紋捜査官の事件ファイル」「海上保安事件の研究」「実録・事件捜査と人間模様」「事例に学ぶ 交通事故事件捜査」は休載いたします。
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