近年大きな被害をもたらし、多くの尊い命を奪っている風水害。
「自らの身は自らが守る」ための最初の一歩として!
住民のとるべき行動がよりわかりやすくなりました。
近年、全国各地で風水害が相次ぎ、多くの尊い命が犠牲になっています。風水害から命を守るために、私たちは日頃から地域の災害の危険性を把握し、台風や集中豪雨など危険が迫っているときには早め早めに避難行動をとることが大切です。
災害が発生する危険性が高まると、気象庁などから様々な防災気象情報が出されます。特に地元の自治体が避難指示等の避難情報(警戒レベル)を出した場合、災害危険区域など危険な場所にいる人は速やかに避難しましょう。一方で、自然は突如として猛威を振るいます。普段と異なる異変を感じたら避難情報を待たずに、自らの判断で避難をはじめることも大切です。
本書では、風水害に関する知っておいてほしい基本的なことをまとめています。「自らの身は自らが守る」ために、ぜひご一読ください。
令和5年2月
公益財団法人 市民防災研究所