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5訂
はしご車運用技術
−現場が求める実践知識−

編著/監修
監修 東京消防庁
体裁
A5判  260ページ
定価
3,080 円(消費税込み)
本体価格+税
2,800 円+税
ISBN
ISBN978-4-8090-2580-8
C3053 ¥2800E
発行日
令和8年1月20日
5訂発行
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本書の特長

  • はしご車の基本操作から点検整備までを解説した実務書!
  • 主要車両の諸元性能及び運用法を、図版・写真を用いて、分かりやすく説明!
  • 操作に必要な、基礎的力学、電気油圧の知識なども解説!
  • 点検設備要領は、イラスト入りでピンポイント解説!

主な改訂箇所

  • 車両情報を最新にアップデート!
  • 「第7章 基本操作」は最新の操作手順と写真を追加し、全面改訂!
  • 「第8章 活動技術」も最新の内容に全面改訂!

はしご車運用技術の改訂にあたって

本書は、はしご車の運用を担当する機関員、隊員及び隊長がはしご車の性能、特性、そして基礎知識を体系的に学ぶための実務書としてまとめたものです。昭和58年の発刊以来、各世代の消防職員に幅広く活用されてきました。

はしご車は技術革新の波の中で大きな進化を遂げ、コンピューター制御の導入やセンサー技術の刷新、電動・油圧装置の高性能化により、安全性、操作性及び迅速性が格段に向上しました。

また、バスケット装置や各種資器材の改良も行われ、より多様な活動ができるようになっています。

近年では、災害の大規模化・多様化への対応、ドローンや通信システムとの連携及びデータ活用による運用の最適化など、はしご車を取り巻く環境も大きく変化しています。

5訂版は、これらの技術的進歩と現場ニーズの変化を踏まえ、従来の内容を見直し第7章基本操作を全面改訂しました。本書は、進化したはしご車があらゆる現場で安全かつ的確に活動するための指針となることを目指しています。

現在、日本の消防力は国際的にも高い水準にあります。その中で、はしご車の運用には、より高度な判断力と技術力が求められています。

本書が、全国の消防職員の技術の研さんの一助となり、はしご車運用技術の更なる向上と、住民の安全・安心の確保に寄与することを期待します。

令和7年12月


目次

  • 第1章 取扱いの原則
    • 1 取扱者指定の原則
    • 2 安定第一の原則
    • 3 堅ろう地盤部署の原則
    • 4 平坦地部署の原則
    • 5 アウトリガー・ジャッキ完全張り出しの原則
    • 6 確実な操作の原則
    • 7 作業範囲内操作の原則
    • 8 先端許容荷重厳守の原則
    • 9 バスケット浮遊操作の原則
    • 10 点検整備励行の原則
  • 第2章 主要車両の諸元・性能
    • 1 40m級はしご車:モリタ製
    • 2 40m級はしご車:マギルス製
    • 3 30m級はしご車(伸縮水管付):モリタ製
    • 4 30m級はしご車(伸縮水管付):マギルス製
    • 5 30m級はしご車(先端屈折式):マギルス製
    • 6 30m級はしご車(大量救出型):モリタ製
    • 7 30m級はしご車(大量救出型):ローゼンバウアー製
    • 8 空中作業車:モリタ製
    • 9 屈折放水塔車:モリタ製
  • 第3章 操作に必要な基礎的力学
    • 1 三角関数
      • ⑴ 三角関数の定義
      • ⑵ 特殊な角の三角関数の値
      • ⑶ 正弦法則・余弦法則
    • 2 力
      • ⑴ 力の三要素
      • ⑵ 力の図示
      • ⑶ 力の合成及び分解
      • ⑷ 力のモーメント
      • ⑸ 力積、運動量
      • ⑹ 力のつり合い
      • ⑺ 滑車
    • 3 重心
      • ⑴ 重心の求め方
      • ⑵ はしご車のてい体重心の求め方
    • 4 安定性
      • ⑴ 物体のすわり
      • ⑵ はしご車等のすわり
      • ⑶ はしご車の安定性
      • ⑷ 空中作業車の安定性
    • 5 物体の運動
      • ⑴ 運動とは
      • ⑵ 速度
      • ⑶ 加速度
      • ⑷ 慣性
    • 6 放水反動力
      • ⑴ はしご車の放水反動力
      • ⑵ 空中作業車の放水反動力
    • 7 荷重と応力
      • ⑴ 荷重の種類
      • ⑵ はしご車の伸縮用ワイヤーロープの荷重
      • ⑶ 静荷重と動荷重
      • ⑷ 応力
  • 第4章 操作に必要な電気の知識
    • 1 電気の基礎
      • ⑴ 電流
      • ⑵ 電圧
      • ⑶ 抵抗
      • ⑷ オームの法則
      • ⑸ 電圧降下
      • ⑹ 電力及び電力量
    • 2 制御
      • ⑴ スイッチ及びセンサー
      • ⑵ 電磁弁
      • ⑶ リレー(継電器)
      • ⑷ マイコン制御
    • 3 油圧と電気制御
  • 第5章 操作に必要な油圧の知識
    • 1 油圧
      • ⑴ 油圧の利用
      • ⑵ 圧力
      • ⑶ 油圧の原理
      • ⑷ 油圧と仕事
      • ⑸ 油圧の長所、短所
    • 2 油圧機器
      • ⑴ 油圧ポンプ
      • ⑵ 油圧弁
      • ⑶ アクチュエーター
      • ⑷ 油圧タンク
      • ⑸ アキュームレーター
      • ⑹ 油圧配管
      • ⑺ 圧力計
      • ⑻ パッキン
      • ⑼ フィルター
    • 3 作動油
      • ⑴ 作動油に要求される一般的な性質
      • ⑵ 作動油の状態の簡単な見分け方
      • ⑶ 保守管理
      • ⑷ 作動油の発熱
      • ⑸ 作動油の温度の影響
      • ⑹ はしご車に使用する作動油とその維持管理
    • 4 油圧回路
      • ⑴ 油圧記号の書き方、解釈の基本的事項
      • ⑵ はしご車の油圧配管系統図
      • ⑶ 油圧JIS記号一覧
  • 第6章 特殊装置の構造
    • 1 概要
    • 2 油圧発生装置
      • ⑴ 動力伝達装置
      • ⑵ 油圧ポンプ装置
      • ⑶ 油圧タンク装置
    • 3 車体安定装置
      • ⑴ アウトリガー装置
      • ⑵ ジャッキ装置
    • 4 はしご装置
      • ⑴ 操作装置
      • ⑵ 旋回装置
      • ⑶ 起伏装置
      • ⑷ 傾斜矯正装置
      • ⑸ 伸縮装置
      • ⑹ リフター装置
      • ⑺ バスケット装置
      • ⑻ 安全装置
      • ⑼ 応急作動装置
  • 第7章 基本操作
    • 1 概要
    • 2 部署要領
    • 3 アウトリガー・ジャッキ設定要領
    • 4 基本操作要領
    • 5 バスケット装置取扱要領
    • 6 てい上放水要領
    • 7 バスケット担架活用要領
    • 8 支点用金具活用要領
    • 9 はしご車を支点としたクレーン救出要領
    • 10 はしご車を支点とした重量物つり上げ要領
    • 11 てい体直接架てい(ブリッジ架てい)設定要領
  • 第8章 活動技術
    • 1 はしご隊の消防活動基準  (東京消防庁「消防活動基準」抜粋)
    • 2 はしご隊活動時の合図要領  (東京消防庁「消防活動基準」抜粋)
      • ⑴ 声による合図要領
      • ⑵ 手による合図要領
      • ⑶ 緊急時における警笛による合図要領
  • 第9章 点検整備
    • 1 概要
    • 2 交替時点検
      • ⑴ エンジン始動前
      • ⑵ エンジン始動後
    • 3 毎月点検
    • 4 点検要領
    • 5 はしご車性能調査実施要領
      • ⑴ リフター付はしご車
      • ⑵ バスケット付はしご車

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