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6訂版
救急技術マニュアル

編著/監修
救急業務研究会 編著
体裁
B5判   272ページ
定価
4,290 円(消費税込み)
本体価格+税
3,900 円+税
ISBN
ISBN978-4-8090-2515-0
C3047 \3900E
発行日
令和5年3月5日
6訂版発行
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本書の特長

  • 豊富なイラストと連続カラー写真による、分かりやすいビジュアル手技解説書!
  • ガイドライン2020に対応した最新版!
  • 異物除去やAEDによる除細動などについて更新。

改訂にあたって

救急業務は、国民の安心・安全を確保する消防行政として、社会生活に浸透し、全国すべての消防機関において、24時間365日、災害や事故等に対応しています。

また、救急現場及び搬送途上における応急処置の充実を図るため、救急隊員の行う応急処置範囲が拡大されるとともに、救急隊員が行う応急処置の質を保障するため、メディカルコントロール体制が整備されています。

一方、救急需要は年々増大し、救急出場件数の増加に対し、救急隊数の増強が追い付かず、今後も逼迫した状況が予想されます。

このような現状を踏まえ、多くの消防機関において、救急要請に対し、救急隊に加え消防隊も出動する、いわゆるPA連携活動が実施されています。心肺停止などの一刻を争う要請に対し、ファーストレスポンダーとしての消防隊の役割がさらに重要になり、救急隊員のみならず、消防隊員の基本的な救急技術向上が求められています。

今回の改訂にあたっては、ガイドライン2020との整合性を図りました。

どうか、本書が救急隊員等の救急技術向上の一助として愛読され、更なる救急業務の充実に結びつくよう願っています。

令和5年2月

救急業務研究会


目次

  • 第1編 総論
    • 第1章 救急隊員
      • 第1節 救急隊員の責務等
        • 1 責務
        • 2 救急隊員の心構え
      • 第2節 救急活動の原則
        • 1 要点
        • 2 行動上の原則
        • 3 回避事項
    • 第2章 救急処置
      • 第1節 救急処置の原則
      • 第2節 要点
      • 第3節 基本的事項
      • 第4節 救急処置拒否時の措置
    • 第3章 傷病者の搬送制限
      • 第1節 不搬送への対応
      • 第2節 傷病者の搬送制限
        • 1 傷病者が明らかに死亡している場合
          • (1) 基本的事項
          • (2) 明らかに死亡している傷病者の判断基準
          • (3) 対応要領
        • 2 1類感染症,2類感染症,新感染症又は指定感染症の場合
  • 第2編 観察
    • 第1章 観察に必要な人体の解剖
      • 第1節 解剖学的知識の必要性
      • 第2節 人体を示す用語
        • 1 軸と面
        • 2 位置・方向
        • 3 基準線
      • 第3節 体表の区分と境界
        • 1 体表の区分
        • 2 体表区分の境界
      • 第4節 人体各部の名称
      • 第5節 全身の骨格
      • 第6節 内臓
      • 第7節 体表に近い動脈
    • 第2章 観察の実際
      • 第1節 観察の意義
      • 第2節 観察項目及び内容
        • 1 環境観察
          • (1) 二次的危害発生の可能性
          • (2) 救急事象内容の把握
          • (3) 応援隊等の必要の判断
          • (4) 傷病者の状態
          • (5) 周囲の人による応急救護の状況
        • 2 傷病者の観察
          • (1) 近づきながらの観察
          • (2) 傷病者に至ってからの観察
      • 第3節 観察の基本的事項
      • 第4節 観察行動
      • 第5節 観察項目の優先順位
        • 1 外傷の場合
        • 2 急病の場合
      • 第6節 観察の位置及び手順等
        • 1 位置・姿勢
        • 2 観察分担
        • 3 観察の手順
          • (1) 意識障害がない場合
          • (2) 意識障害がある場合
          • (3) 外傷における全身観察要領(東京消防庁の例)
      • 第7節 観察カード
        • 1 種類
          • (1) 疾病用
          • (2) 外傷用
          • (3) 熱傷用
          • (4) 中毒用
          • (5) 乳児小児用
        • 2 活用の仕方
        • 3 チェックの仕方
        • 4 総合判断の仕方
          • (1) 各カード共通事項
          • (2) 観察カードチェックフロー(東京消防庁の例)
      • 第8節 観察実施時の一般的留意事項
    • 第3章 傷病者の観察
      • 第1節 外見の観察
        • 1 体位及び歩行の状態
        • 2 顔貌
          • (1) 顔色
          • (2) 表情
        • 3 嘔吐・失禁
          • (1) 嘔吐
          • (2) 失禁
        • 4 喀血・吐血
          • (1) 喀血・吐血とは
          • (2) 喀血と吐血の鑑別
      • 第2節 バイタルサインの観察
        • 1 意 識
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 観察時の留意事項
        • 2 呼 吸
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 特殊な呼吸状態
          • (3) 呼吸数
          • (4) 観察時の留意事項
        • 3 脈拍
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 脈拍数
          • (3) 緊張度・リズム
          • (4) 観察時の留意事項
        • 4 聴診器
          • (1) 聴診器による観察内容
          • (2) 一般的聴診順序
          • (3) 聴診器使用時の留意事項
        • 5 血圧
          • (1) 血圧の測定方法
          • (2) 脈拍触知による推定血圧
        • 6 瞳孔
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 瞳孔の大きさ・位置
          • (3) 対光反応
          • (4) 観察時の留意事項
      • 第3節 主訴・局所状態の観察
        • 1 皮膚・体温等
          • (1) 皮膚
          • (2) 体温
        • 2 痙攣等
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 症状等
        • 3 麻痺
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 麻痺の種類
          • (3) 知覚麻痺と運動麻痺との関係
          • (4) 脊髄損傷と運動麻痺
          • (5) 観察時の留意事項
        • 4 痛み
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 痛みの種類
          • (3) 痛みの強さと重症度
          • (4) 限局痛と放散痛
          • (5) 持続痛と間欠痛
          • (6) 観察時の留意事項
        • 5 呼気臭
        • 6 下血
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 観察時の留意事項
        • 7 アルコール
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 症状
          • (3) 観察時の留意事項
        • 8 身体各部
          • (1) 観察の仕方
          • (2) 観察時の留意事項
      • 第4節 出血・創傷の観察
        • 1 出血
          • (1) 外出血
          • (2) 内出血
        • 2 創傷
          • (1) 腹壁緊張
          • (2) 腹部膨隆
          • (3) 内臓露出
          • (4) 皮下気腫
          • (5) 血気胸
        • 3 骨折
          • (1) 四肢骨折
          • (2) 骨盤骨折
          • (3) 脊椎損傷
          • (4) 胸壁動揺
      • 第5節 熱傷の観察
        • 1 観察の仕方
        • 2 熱傷の原因
        • 3 深度と範囲
          • (1) 深度
          • (2) 範囲
        • 4 熱傷の重症度
      • 第6節 各種傷病別の観察ポイント
        • 1 頭部外傷
          • (1) 観察の要点
          • (2) 意識状態の把握
          • (3) 全身状態の把握
          • (4) 小児の頭部外傷
        • 2 顔面外傷
        • 3 胸部外傷
        • 4 腹部外傷
        • 5 腰部外傷
        • 6 脊椎(髄)損傷
          • (1) 意識
          • (2) 局所の痛み,変形,腫脹
          • (3) 呼吸
          • (4) 脈拍
          • (5) 四肢麻痺
          • (6) その他
        • 7 四肢外傷
        • 8 多発外傷
        • 9 熱傷
        • 10 急性中毒
          • (1) 一酸化炭素中毒
          • (2) 睡眠剤中毒
        • 11 ?水
        • 12 脳血管障害
        • 13 急性心筋梗塞
    • 第4章 判断
      • 第1節 傷病者の症状に基づく病態判断
      • 第2節 傷病者の観察結果に基づく救急処置判断
        • 1 バイタルサイン
          • (1) 意識障害
          • (2) 呼吸障害
          • (3) 循環障害
        • 2 嘔吐
        • 3 全身痙攣
        • 4 出血・創傷
        • 5 骨折
        • 6 症状に応じた体位・保温
        • 7 分娩
  • 第3編 救急処置
    • 第1章 救命処置
      • 第1節 救命処置の意義
      • 第2節 救命処置の基本
        • 1 救命処置の基本
        • 2 救命処置の開始時機と中止時機
        • 3 救命処置実施時の留意事項
      • 第3節 救命処置の基礎生理
        • 1 呼吸器の機能
        • 2 呼吸の生理
        • 3 循環器の機能
        • 4 循環の生理
      • 第4節 呼吸・循環障害における人体への影響と蘇生
    • 第2章 気道確保
      • 第1節 気道確保の目的
      • 第2節 気道確保を必要とする傷病状態
      • 第3節 気道確保の種類
      • 第4節 気道確保の実際
        • 1 口腔内の清拭,吸引,異物除去
          • (1) 傷病者の開口
          • (2) 口腔内の清拭
          • (3) 吸引
          • (4) 異物の除去
        • 2 用手による気道確保
          • (1) 頭部後屈法
          • (2) 頭部後屈あご先挙上法
          • (3) 下顎挙上法(その1)
          • (4) 下顎挙上法(その2)
          • (5) トリプルエアーウェイマニューバ
        • 3 口咽頭エアーウェイによる気道確保
          • (1) エアーウェイ挿入の仕方
          • (2) エアーウェイ挿入時の留意事項
        • 4 経鼻エアーウェイによる気道確保
          • (1) 対象傷病者
          • (2) 実施要領
          • (3) 留意事項
        • 5 気管カニューレによる気道確保
        • 6 体位変換による気道確保
    • 第3章 人工呼吸
      • 第1節 人工呼吸の目的
      • 第2節 人工呼吸を必要とする傷病状態
      • 第3節 人工呼吸の種類
      • 第4節 人工呼吸の実際
        • 1 手動式人工呼吸器(バッグマスク)による方法
          • (1) 成人(15歳以上)の場合
          • (2) 小児・乳児・新生児の場合
          • (3) バッグマスク対気管切開口、気管瘻の場合
          • (4) バッグ対気管カニューレ,気管内チューブの場合
          • (5) 実施時の留意事項
        • 2 手動式人工呼吸器(マニテータ)による方法
          • (1) 実施要領
          • (2) 実施時の留意事項
        • 3 自動式人工呼吸器による方法
          • (1) パラパック
          • (2) アンサー
        • 4 呼気吹き込みによる方法
          • (1) 口対口の人工呼吸
          • (2) 口対鼻の人工呼吸
          • (3) 口対口・鼻の人工呼吸
    • 第4章 胸骨圧迫
      • 第1節 胸骨圧迫の目的
      • 第2節 胸骨圧迫を必要とする傷病状態
        • 1 胸骨圧迫の対象
        • 2 胸骨圧迫の速さと強さ
        • 3 胸骨圧迫の中止基準及び再開基準
          • (1) 胸骨圧迫の中止基準
          • (2) 胸骨圧迫の中止後における再開基準
      • 第3節 胸骨圧迫の実施方法
        • 1 成人(15歳以上)の場合
          • (1) 傷病者の体位
          • (2) 実施者の位置と姿勢
          • (3) 圧迫部位
          • (4) 手の置き方
          • (5) 圧迫の仕方
        • 2 小児(1歳から思春期以前(年齢としては15歳程度))の場合
          • (1) 傷病者の体位
          • (2) 圧迫部位
          • (3) 圧迫の仕方
        • 3 乳児・新生児(1歳未満)の場合
          • (1) 二本指圧迫法(一人法、二人法)
          • (2) 胸郭包み込み両母指圧迫法(二人法)
        • 4 留意事項
    • 第5章 心肺蘇生処置
      • 第1節 心肺蘇生処置の目的
      • 第2節 心肺蘇生処置を必要とする傷病状態
      • 第3節 心肺蘇生処置の実際
        • 1 バッグマスクによる人工呼吸併用の場合
          • (1) 成人(二人法)の場合
          • (2) 小児(1歳から思春期以前(年齢としては15歳程度))・乳児・新生児(1歳未満)の場合
        • 2 心肺蘇生処置を継続するための搬送方法
          • (1) メーンストレッチャーの場合
          • (2) サブストレッチャーの場合
          • (3) 布担架の場合
        • 3 心肺蘇生処置の交替方法
          • (1) 交替時のリズム
          • (2) 交替の仕方
        • 4 心肺蘇生処置実施時の回復徴候確認の仕方
        • 5 小児及び乳児に対するCPRの要領
    • 第6章 自動体外式除細動器(AED)による除細動
      • 第1節 除細動の目的
        • 1 目的
        • 2 自動体外式除細動器(AED)
      • 第2節 AED装着の対象者
      • 第3節 除細動の実施方法
        • 1 除細動実施の手順
        • 2 留意事項
    • 第7章 酸素吸入
      • 第1節 酸素吸入の目的
      • 第2節 酸素吸入を必要とする傷病状態
      • 第3節 酸素吸入の種類
      • 第4節 酸素吸入の実際
        • 1 マニテータ等による方法
          • (1) デマンドバルブの場合
          • (2) バルブ式流量計の場合
        • 2 流量計付加湿酸素吸入装置による方法
          • (1) 実施要領
          • (2) 実施上の留意事項
        • 3 保育器による方法
        • 4 医療機関の酸素吸入装置による方法
        • 5 酸素吸入用マスクの使い方
          • (1) 低・中濃度酸素マスク(ベンチュリー型酸素マスク)の場合
          • (2) 高濃度酸素マスクの場合
          • (3) 気管切開マスクの場合
        • 6 酸素吸入実施時の留意事項
    • 第8章 止血処置
      • 第1節 止血処置の目的
      • 第2節 生体の止血作用
        • 1 自然止血
          • (1) 血管の収縮及び退縮
          • (2) 血液の凝固
          • (3) 血圧の低下
        • 2 冷却による止血
        • 3 出血部位高挙による止血
      • 第3節 応急的止血処置の種類
        • 1 直接圧迫止血
        • 2 間接圧迫止血
      • 第4節 止血処置実施時の一般的留意事項
      • 第5節 止血処置の実際
        • 1 直接圧迫止血
          • (1) 手指による直接圧迫
          • (2) 圧迫包帯止血
        • 2 間接圧迫止血
          • (1) 緊縛止血(止血帯)
          • (2) 指圧止血
        • 3 栓塞止血
        • 4 胸腹部の外傷により臓器損傷を伴う(疑いのある)創傷処置
          • (1) 胸部外傷
          • (2) 腹部外傷
    • 第9章 包帯処置
      • 第1節 包帯処置の目的
      • 第2節 包帯の使用目的による区分
      • 第3節 包帯の材料及び種類
        • 1 包帯材料としての条件
        • 2 包帯材料
        • 3 包帯の種類
      • 第4節 包帯処置の留意事項
        • 1 一般的留意事項
        • 2 包帯使用時の留意事項
        • 3 救急活動実施時の包帯処置の原則
      • 第5節 包帯処置の実際
        • 1 三角巾
          • (1) 三角巾の名称
          • (2) 三角巾の形態
          • (3) たたみ三角巾の作成方法
          • (4) 三角巾の結び方,解き方
          • (5) 三角巾による処置の仕方
          • (6) 三角巾使用時の留意事項
        • 2 救急包帯
          • (1) 救急包帯の準備
          • (2) 救急包帯による処置の仕方
          • (3) 救急包帯使用時の留意事項
        • 3 救急タオル包帯
          • (1) 救急タオル包帯による処置の仕方
          • (2) 救急タオル包帯使用時の留意事項
        • 4 各種包帯材料によるもの
          • (1) 滅菌ガーゼ
          • (2) 救急絆創膏
          • (3) 複頭帯
        • 5 傷病別包帯処置の仕方
          • (1) 頭部骨折(陥没骨折)
          • (2) 眼の損傷(その1)
          • (3) 眼の損傷(その2)
          • (4) 胸部に異物が刺さった場合
          • (5) 腹部損傷(臓器脱出)
          • (6) 四肢の損傷
      • 第6節 傷病者の抑制法
        • 1 傷病者抑制の目的
        • 2 抑制の仕方
          • (1) 全身を抑制する方法(その1)
          • (2) 全身を抑制する方法(その2)
          • (3) 全身を抑制する方法(その3)
          • (4) 上半身の抑制法(その1)
          • (5) 上半身の抑制法(その2)
          • (6) 腰部・膝部の抑制法
          • (7) 膝部の抑制法
          • (8) 前腕部・下腿部の抑制法
          • (9) 上肢の抑制法(その1)
          • (10) 上肢の抑制法(その2)
          • (11) 手指の抑制法
          • (12) 足部の抑制法
        • 3 抑制時の留意事項
      • 第7節 各種チューブ類の固定
        • 1 点滴注射部位の固定の仕方
        • 2 静脈留置針の固定の仕方
        • 3 輸液チューブの固定の仕方
        • 4 体腔ドレナージチューブの固定の仕方
          • (1) テープ1枚で行う場合
          • (2) テープ2枚で行う場合
        • 5 胃チューブの固定の仕方
        • 6 尿道カテーテルの固定の仕方
        • 7 気管内チューブの固定の仕方
        • 8 固定時の留意事項
    • 第10章 固定処置
      • 第1節 固定処置の目的
      • 第2節 固定処置の種類等
        • 1 種類
        • 2 使用区分
      • 第3節 固定処置実施時の一般的留意事項
      • 第4節 固定処置の実際
        • 1 梯状副子による方法
          • (1) 基本的操作方法
          • (2) 副子固定時の結び方
          • (3) 補足用副子の作り方
          • (4) 身体各部の固定の仕方
          • (5) 梯状副子使用時の留意事項
        • 2 陰圧式固定マット(マジックギブス)による方法
          • (1) 基本的操作方法
          • (2) 頸部及び腰部の当て物作成要領
          • (3) 身体各部の固定の仕方
          • (4) マジックギブス使用時の留意事項
        • 3 その他の方法
          • (1) スクープストレッチャーによる方法
          • (2) バックボードによる全脊柱固定要領
          • (3) 頸部固定用副子による方法
          • (4) 毛布等による方法
  • 第4編 傷病者管理
    • 第1章 体位管理
      • 第1節 体位管理の意義
      • 第2節 体位の種類
      • 第3節 体位選定上の判断要素
      • 4節 体位のとらせ方
        • 1 仰臥位
        • 2 側臥位(回復体位)
        • 3 腹臥位
        • 4 膝屈曲位
        • 5 頭側高位
        • 6 足側高位
        • 7 半坐位・坐位
          • (1) 半坐位
          • (2) 坐位
      • 第5節 体位管理時の留意事項
      • 第6節 体位変換
        • 1 体位変換の意義
        • 2 主な体位変換の種類
          • (1) 仰臥位から坐位(半坐位)への変換
          • (2) 仰臥位から側臥位への変換
          • (3) 腹臥位から仰臥位への変換
        • 3 体位変換の仕方
          • (1) 仰臥位から坐位(半坐位)にする場合
          • (2) 仰臥位から側臥位にする場合
          • (3) 腹臥位から仰臥位にする場合
        • 4 体位変換時の留意事項
    • 第2章 保温
      • 第1節 保温の意義
      • 第2節 保温の種類
      • 第3節 保温を必要とする症状等
      • 第4節 保温の仕方
        • 1 毛布による保温
          • (1) 毛布1枚による方法
          • (2) 毛布2枚による方法
          • (3) 毛布3枚による方法
        • 2 滅菌アルミホイルによる保温
          • (1) 全身熱傷者の場合
          • (2) 新生児の場合
      • 第5節 保温実施時の留意事項
    • 第3章 傷病者搬送
      • 第1節 傷病者搬送
      • 第2節 傷病者搬送の種類
        • 1 徒手による搬送
        • 2 メーンストレッチャーによる搬送
        • 3 サブストレッチャーによる搬送
        • 4 布担架による搬送
        • 5 平担架による搬送
      • 第3節 傷病者搬送時の一般的留意事項
      • 第4節 搬送法の実際
        • 1 徒手による搬送
          • (1) 搬送の仕方
          • (2) 徒手搬送時の留意事項
        • 2 搬送用資器材への傷病者の載せ降ろし方
          • (1) 抱き上げ方
          • (2) 持ち上げ方
          • (3) 傷病者載せ降ろし時の留意事項
        • 3 メーンストレッチャーによる搬送
          • (1) 搬送の仕方
          • (2) メーンストレッチャー搬送時の留意事項
        • 4 サブストレッチャーによる搬送
          • (1) 搬送の仕方
          • (2) サブストレッチャー収容後の体位変換の仕方
          • (3) サブストレッチャー搬送時の留意事項
        • 5 救急自動車による搬送
          • (1) 救急自動車の乗車位置
          • (2) 救急自動車搬送時の留意事項
        • 6 平担架による搬送
          • (1) 搬送の仕方
          • (2) 平担架搬送時の留意事項
        • 7 スクープストレッチャーによる搬送要領
  • 参考資料
    • 1 ポンプ小隊等と救急隊の連携要領
      • 第1節 適用対象
      • 第2節 PA連携の基本
      • 第3節 行動手順
        • 1 観察・情報収集
        • 2 消防隊用救急資器材の準備
        • 3 応援要請
        • 4 任務分担の指定
        • 5 服装等
      • 第4節 事前準備
      • 第5節 不搬送への対応
        • 1 搬送拒否
        • 2 社会死状態
          • (1) 社会死の要件
          • (2) 対応要領
        • 3 死亡確認
        • 4 傷病者なし
      • 第6節 救急隊との連携
        • 1 ポンプ小隊等先着時の措置
        • 2 救急隊到着時の措置
        • 3 ポンプ小隊等後着時の措置
          • (1) 救急処置等
          • (2) 車内収容時
        • 4 留意事項
      • 第7節 ポンプ小隊等の安全管理等
        • 1 安全管理
        • 2 感染防止
    • 2 トリアージの実施要領
      • 第1節 トリアージの定義
      • 第2節 トリアージ方法
        • 1 スタート法
        • 2 生理学的・解剖学的評価法
      • 第3節 トリアージ区分
      • 第4節 トリアージの実施手順
        • 1 スタート法
        • 2 生理学的・解剖学的評価法
      • 第5節 トリアージ実施上の留意事項
  • 参考文献

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