創刊半世紀の月刊誌
2007年1月号
A5判 128頁
内容見本


ISSN 0286−8490
定期購読のお申し込みは
お電話(0120-338-921)
または
富士山マガジンサービス でも
承っております。Fujisan.co.jpで購入
創刊半世紀の“捜査専門誌”が生まれ変わりました!
〈特色1〉 擬律判断に役立つ事例紹介や実戦的な判例解説を多数掲載!
〈特色2〉 法改正や新法の解説など必須の情報をいち早く提供!
〈特色3〉 「捜査力」と「教養」の向上を図るため、警察官・検察官らによる随想や幹部教養のための論文など、内容をさらに充実!
〈特色4〉 読みやすさ、分かりやすさを追求し、視覚的要素を一新。A5判化!
<臨時増刊号「判例から学ぶ 捜査手続の実務」シリーズの新ラインナップ 好評発売中!>
判例は生きた教訓。適正かつ迅速な捜査活動のために!!
定価 1,800円(税込)
詳細はこちら≫
シリーズ第3弾では、「取調べ」のほか、近年の重要論点として、「被害・犯行再現状況書証の証拠能力」、「接見交通」、「防犯ビデオ」などに関する判例を、捜査実務に即して徹底解説します。

バックナンバーも好評発売中です。
第2弾「任意活動・任意捜査、逮捕・押収、自首、接見交通、訴因の特定編」
第1弾「捜索・差押え、違法収集証拠排除法則編」

第4弾で取り上げてほしいテーマがございましたら、 police-law@tokyo-horei.co.jp までお寄せください。
2007年 1月号<目次
【今月の特集】
年頭のあいさつ(警察庁長官 漆間巌)
巻頭言として、年初に当たっての所信をいただきました。「治安と信頼の回復」に向けた警察の重点課題を把握するためにもぜひご一読ください。
警察幹部のための「指示徹底論」(福島県警察本部長 綿貫茂)
警察実務においては、事件事故等の対応の指示、新しい法令や通達等の内容についての教養など、様々な「指示」を行う機会があります。本稿では、幹部からの指示が徹底しない要因について分かりやすく分析するとともに、どのようにしたら指示の徹底を図ることができるのかについてご執筆いただきました。
外国とのお付き合い:国際化の進展のなかで(警察庁警備局外事情報部長 山崎裕人)
新年の特集として、国際社会における日本の役割と、それに対する警察の任務について、「イスラム教」と「ASEAN」をキーワードに、山崎部長のご経験を交えてご執筆いただきました。
新しい高精度DNA型鑑定法の導入について(警察庁刑事局資料鑑定指導官 小野寺信幸)
平成18年11月1日から、新しいSTR型検査法が導入され、より高精度のDNA型鑑定法が実施されることとなりました。本稿では、新しいSTR型検査法の導入の経緯、概要及び導入の効果、並びに導入に伴うDNA型記録取扱規則の一部改正の概要等をご解説いただきました。
【好評連載中】
暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(第2回。全4回予定)
 近年暴力団は、建設業・貸金業等の経済活動を利用して資金を獲得する動きを活発化・多様化させています。これに対し、警察及び行政機関では、暴力団の資金獲得活動に打撃を与え、業界の健全化を促進するために、各種業法等における暴力団排除条項の整備を進めています。
 今月は、「第2章 暴力団排除条項の仕組み」として、「各種業等の許可等における暴力団排除条項の現状と分類」及び「各種業法等の許可等における暴力団排除条項の概要」を取り上げます。
実例捜査セミナー
現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・車両内に嬰児を置き去りにして死亡させた事例とその擬律
を紹介します。
海上保安事件の研究(第22回)
捜査や海上警備に関する法的論点を事例・判例を通じて徹底解説する人気連載。今月は「海上警察機関による武器使用事例の研究(その4)」として、「海上警察活動における武器の使用に関する学説等について」及び「国際法上、海外での武器の使用が問題となった事例」を取り上げます。
「ポイント整理 実務のための刑法各論ノート」(第20回)
現場執行力の強化に直結する待望の連載。刑法及び関連する特別刑法の中から、警察官の実務で取り扱う頻度が高い事案について「擬律判断のポイント」をまとめました。今月は、「わいせつ、姦淫及び重婚の罪」を解説します。
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など>
【巻頭言】
年頭のあいさつ
警察庁長官 漆間巌

【捜査実務】
警察幹部のための「指示徹底論」
福島県警察本部長 綿貫茂

外国とのお付き合い:国際化の進展のなかで
警察庁警備局外事情報部長 山崎裕人

新しい高精度DNA型鑑定法の導入について
警察庁刑事局資料鑑定指導官 小野寺信幸

暴力団排除条項の仕組みと効果的運用(2)
岩手県警察本部刑事部捜査第二課長
(前警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課付)
 鈴木康修

<ポイント整理>実務のための刑法各論ノート
 第20回 わいせつ、姦淫及び重婚の罪
(監修 安冨潔)
弁護士 布野貴史

検証 ハイテク犯罪の捜査(第62回)
 ハイテク犯罪の課題と展望(新春特集)
札幌高等検察庁検事 大橋充直

海上保安事件の研究(第22回)
 海上警察機関による武器使用事例の研究(その4)
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇

【実例捜査セミナー】
車両内に嬰児を置き去りにして死亡させた事例とその擬律
東京地方検察庁検事 橋口英明

【コラム】
危機管理夜話(第22回)
 『ゆすり客撃退の記』
元警視総監・エッセイスト 吉野準

文献紹介(第141回)
 『刑事法学の地平』(松尾浩也・著)
評者 獨協大学法科大学院教授 清水真

Book Land
 『風の墓碑銘』
(乃南アサ 著)
捜査に役立つ! 英語
捜査関係ファイル 11月のできごと
※ 「事例に学ぶ 交通事故事件捜査」「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」は休載いたしました。

論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など>
【論壇】
インクのしずく(第93回)
 「ヒト」の始期
白鴎大学法科大学院教授・法学博士 土本武司

【随想】
吾、勁草たり得ず(第21回)
 伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し
 ―新任部長刑事への洗礼―
元警視庁池袋署長 黒木正一郎

実録・事件捜査と人間模様(第27回)
 嘆きあれこれ(その10)
元茨城県警察刑事部・生活安全部参事官 菊池興安
捜研雑感
 『字画の続け書き』
文書鑑定人 吉田公一


誌面についてのご意見・お問い合わせは こちら