創刊半世紀の月刊誌
2008年9月号
A5判 128頁
内容見本


ISSN 0286−8490
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創刊半世紀の“捜査専門誌”が生まれ変わりました!
〈特色1〉 擬律判断に役立つ事例紹介や実戦的な判例解説を多数掲載!
〈特色2〉 法改正や新法の解説など必須の情報をいち早く提供!
〈特色3〉 「捜査力」と「教養」の向上を図るため、警察官・検察官らによる随想や幹部教養のための論文など、内容をさらに充実!
〈特色4〉 読みやすさ、分かりやすさを追求し、視覚的要素を一新。A5判化!
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シリーズ第3弾では、「取調べ」のほか、近年の重要論点として、「被害・犯行再現状況書証の証拠能力」、「接見交通」、「防犯ビデオ」などに関する判例を、捜査実務に即して徹底解説します。

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第2弾「任意活動・任意捜査、逮捕・押収、自首、接見交通、訴因の特定編」
第1弾「捜索・差押え、違法収集証拠排除法則編」

第4弾で取り上げてほしいテーマがございましたら、 police-law@tokyo-horei.co.jp までお寄せください。
2008年 9月号<目次
【特別寄稿】
あなたのメントレーは誰ですか?
〜メンター制度の効果的活用〜
(警察大学校特別捜査幹部研修所長 綿貫 茂)
 大量退職、大量採用時代に警察力を低下させず、国民の期待に応えられる警察であるための提案です。
 民間企業に取り入れられている「メンター制度」の概要と、警察への効果的・効率的な導入方策についてご執筆いただきました。
 執筆者の綿貫氏は福島県警本部長時代に試験的に「メンター制度」を実際に導入。
 相次ぐ警察職員の非違事案や自殺、職員間のコミュニケーション不足解決まで。
ポリグラフ検査の真実と今
(科学警察研究所法科学第四部情報科学第一研究室長 廣田昭久)
 ポリグラフ=「ウソ発見器」、という誤った認識がいまだに根強い現状を踏まえ、またデジタル式ポリグラフ検査の導入後の状況にも触れながら、ポリグラフ検査とは何か、効果的な活用方法、留意点までご執筆いただきました。
【特集】
取調べ状況報告書等の作成に当たっての留意事項等について
(警察庁刑事局刑事企画課 桝野龍太)
 平成20年4月に行われた犯罪捜査規範の一部を改正する規則(平成20年国家公安委員会規則第5号)により、その様式や作成範囲等に改正(9月1日施行分)が行われました。
 改正後の取調べ状況報告書等の作成に当たっての留意事項等について解説いただきました。
北海道洞爺湖サミット警備を振り返って
(前警察庁警備局警備課課長補佐 宮廻好彦)
【好評! 新連載】
次世代の捜査官たちへ(第2回:タイムスリップできない生の現場(通り魔殺人事件対応要領))
(元警視庁捜査第一課長 久保正行氏)
 秋葉原事件の発生を受けて、池袋サンシャイン通り魔事件を担当された経験をもとに通り魔事件の対応要領を解説いただきました。マスコミ先行、混乱する現場で優先すべき対応とは――。
刑事(デカ)の視点―伝説の刑事の事件簿―
(読売新聞東京本社写真部長 三沢明彦)
 伝説の刑事たちへのインタビューに基づくドキュメンタリー。著名な手口捜査官、特殊班の刑事、鑑識官など多彩な人物が登場。ネタの取り方、落とし方、被疑者との駆け引きなど、教訓が満載の長期連載。
 第6回は「泥棒人生の果てに」。
コラム・ナチュラルシュート
(元警察庁刑事局長 岡田薫)
 刑事警察の要職を歴任された著者が、捜査官として知っておくべき視点を“現代の魔球”的切り口で紹介します。
 第6回は「無罪率について」。
【好評連載中】
実例捜査セミナー
 現職検事が実例に基づき、捜査上の留意点を紹介する人気コーナー。今月は、
・死体で発見された被害者の生前の傷害被害について立件した事案
・いわゆるフロンR12の大量密輸事件の捜査について
を紹介します。
実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など>
あなたのメントレーは誰ですか?〜メンター制度の効果的活用〜
警察大学校特別捜査幹部研修所長 綿貫 茂

ポリグラフ検査の真実と今
科学警察研究所法科学第四部情報科学第一研究室長 廣田昭久

取調べ状況報告書等の作成に当たっての留意事項等について
警察庁刑事局刑事企画課 桝野龍太

【実例捜査セミナー】
死体で発見された被害者の生前の傷害被害について立件した事案
東京地方検察庁検事 渡邊卓児

【実例捜査セミナー】
いわゆるフロンR12の大量密輸事件の捜査について
東京地方検察庁検事 吉田 久

北海道洞爺湖サミット警備を振り返って
前警察庁警備局警備課課長補佐 宮廻好彦

海上保安事件の研究 第38回
呉大学社会情報学部教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬 肇

事例に学ぶ 交通事故事件捜査(35)
 超大型タイヤのバースト事故
(株)知能自動車研究所 山崎俊一

【コラム】
ナチュラルシュート (第6回)
 無罪率について
元警察庁刑事局長 岡田 薫

【コラム】
危機管理夜話 第42回
元警視総監 吉野 準

文献紹介 第161回
 『たのしい刑法・第2版』
明治大学法科大学院教授 清水 真

捜査関係ファイル 7月のできごと

論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など>
次世代の捜査官たちへ(2)
 タイムスリップできない生の現場(通り魔殺人事件対応要領)
久保正行

刑事(デカ)の視点(6)
 泥棒人生の果てに
三沢明彦

インクのしずく(113)
 7月の狂気
白鴎大学法科大学院長・法学博士 土本武司

吾、勁草たり得ず(41)
 組織の総力による包囲網(そのニ)―ピッキング用具使用侵入盗(五)―
元警視庁池袋警察署長 黒木正一郎


Book Land
『少年事件』
※「国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題」「検証 ハイテク犯罪の捜査」「実録・事件捜査と人間模様」は休載いたします。


次号予告
【特集】
■生活経済事犯対策推進要綱の制定について
警察庁生活安全局生活環境課生活経済対策室長 四方光
■被告人方居室に対する捜索差押許可状により同居室を捜索中に被告人あてに配達され同人が受領した荷物についても,同許可状に基づき捜索することができるとされた事例(最高裁第一小法廷決定平成19年2月8日決定)
前法務省刑事局付 大久保仁視氏
【好評連載中】
■実例捜査セミナー(2本掲載予定)
■海上保安事件の研究(第38回)
海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
■事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第36回)
金沢大学客員教授 山崎俊一
■刑事(デカ)の視点―伝説の刑事の事件簿―(第7回)
読売新聞東京本社写真部長 三沢明彦
■吾、勁草たり得ず(第42回)
元警視庁池袋警察署長 黒木正一郎
■次世代の捜査官たちへ(第3回)
元警視庁捜査第一課長 久保正行
ほか
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