2014年6月号目次 |
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実務編 <捜査実務に役立つ事例紹介、法改正情報など> |
【最新・判例解説(第21回)】
■被害者の性的自由を侵害する行為がなされ、行為者にその旨の認識があれば強制わいせつ罪の
成立に欠けるところはなく、行為者の性的意図の有無は被害者の性的自由という強制わいせつ罪の
保護法益の侵害とは関係を有しない旨判示された事例
(東京高裁判決 平成26年2月13日(公刊物未登載。被告人上告中))
法務省刑事局付 浅沼雄介
【特集1】
■少年法の一部を改正する法律について
法務省刑事局付 三谷真貴子
【最新 刑事判例研究(第3回)】
■詐欺罪の欺く行為と「重要な事実」(最2小判平成26年3月28日平成25(あ)3裁判所Web)
首都大学東京法科大学院教授 前田雅英
【実例捜査セミナー】
■覚せい剤使用事案における強制採尿に至るまでの留め置きの適法性が問題となった事例
東京地方検察庁検事 吉田純平
【間接証拠による事実認定上の諸問題(第17回)】
■前提犯罪及び犯罪収益等に関する認識について(後編)
最高検察庁検事 城 祐一郎
【検証 サイバー(ハイテク)犯罪の捜査(第77回)】
■クラウド時代のビッグ・データ捜査(総論・下)
NPOデジタル・フォレンジック研究会(IDF)会員 大橋充直
【事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第68回)】
■危険運転致死事件における速度算出の車体変形測定方法に異議を申し立てた事案
(株)知能自動車研究所 山崎俊一
【元検察官のキャンパスノート(第54回)】
■古物営業法
元法務総合研究所研修第二部教官 須賀正行
【海上保安事件の研究(第78回)】
■旅客船「第五北川丸」が、定員の3倍の客を乗船させ、障害物の多い狭い水路を
甲板見習員に操舵させて航行したため、寅丸礁という暗礁を避けるために急転舵し、
船が傾き、暗礁にも乗り揚げ、沈没して、遭難者239名のうち92名を溺死させ、
21名が行方不明となり、乗客49名が負傷したという、業務上過失艦船覆没・業務上
過失致死傷・船舶安全法違反被告事件。いわゆる旅客船「第五北川丸」沈没事件。
広島文化学園大学社会情報学部特任教授・海上保安大学校名誉教授 廣瀬肇
【国家賠償請求事件の裁判例からみた警察活動をめぐる諸問題(第51回)】
■けん銃使用の適法性について、大阪高判平成24年3月16日(判例時報2151号17頁)の続編
国賠訴訟判例研究会
【特集2】
■「リカバリー教養の推進」についての一考察(前編)
元中部管区警察局長 綿貫 茂
【文献紹介(第198回)】
■『刑事裁判における心理学・心理鑑定の可能性』(白取祐司編著、日本評論社)
評者:明治大学法科大学院教授 清水真
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論壇・随想編 <「捜査力」と「教養」の向上を図るための論壇、随想など> |
■インクのしずく(第182回)
・取調べの可視化
・3Dプリンター銃飯塚事件
元最高検察庁検事 土本武司
■身柄引受人(がらうけにん)-デカ部屋事件簿-
第9回 最終回
元群馬県警察学校長 飯塚 訓
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■Book Land(書評)
『「ストーカー」は何を考えているか』(小早川明子著、新潮新書)
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※
「実録・事件捜査と人間模様」「捜査官のためのデジタル・フォレンジック入門」
は休載させていただきました。
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