
本邦初!超カンタンな解剖生理の本ができました。この商品は、誰もが楽しく解剖生理を学べるように、「イラストは豊富に、文字は少なめに」をコンセプトに作っています。医学知識が全くなくても、豊富なイラストと易しい解説でどんどん読むことができます。全ての基礎は解剖生理から。当商品で解剖生理をマスターし、救急医学の学習を進めましょう。
医療に関して全くの素人であった私が約10年前、救急救命士の資格を取るために、医療の勉強をすることになりました。何から勉強を始めたらいいか迷っていた私に、先輩たちは「人の体のことを理解するには解剖生理が基本」と教えてくれました。「そうか。初めに解剖生理を覚えよう」と思い、本を開いたのですが、難しい漢字や言葉が多く、おまけに丸暗記する気にもならないくらいの分量がありました。これは時間がいくらあっても足りないなあと尻込みしたのですが、覚えなければ合格できません。試行錯誤して勉強を続けるうち、自分に合った勉強法を見つけました。それは人の体を「イメージ」することです。体のある部分のことを説明するのに、文章にすると結構な文字数になるのですが、図やイラストを使ってそのことをイメージできれば理解しやすく短時間で覚えられることが分かりました。
そんな苦労話を、以前から救急隊員向け勉強会でお世話になっている旭川医療センターの玉川進先生に話していたら、「解剖生理をイメージできる本を作ってみよう」ということになり、以前からお世話になっている東京法令出版の浅野優香さんに伝えたところ、企画が通りました。早速執筆者を募り、第1回目の編集会議を開いて……と、ここまでは順調だったのですが、いざ書き始めると同じ内容の本が出版されていたり、企画の方向性を見失い路頭に迷ったりといろいろな困難にぶつかり、気付けば企画を立ち上げてから3年の月日が過ぎていました。その困難を乗り越え、ようやく出版できたのが本書です。
本書は、全くの素人の方が医療の仕事を目指すために必要な解剖生理を楽しく学べるように「イラストは豊富に、文字は少なめに」を基本コンセプトに作成しました。医療の仕事には欠かせない解剖生理ですが、苦手意識を持っている方は少なくないと思います。少しでも苦手意識を解消して学習の一助としていただけると幸いです。
本書の作成に当たり、監修を引き受けていただいた旭川医療センターの玉川進先生、企画を通していただいた東京法令出版の浅野優香さん、そして大量のイラストを書き上げていただいた旭川美術研究所の下里美鶴さんと平野瑠唯さんには、大変お世話になりました。また、企画にご協力いただいた沼田一成さん、加藤康史さん、有働裕妃さん、仲島勇二さんにもこの場をお借りして感謝を申し上げます。
平成25年7月
南宗谷消防組合中頓別支署 炭谷 貴博



