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第2版

ケーススタディ 危険運転致死傷罪

編著/監修
城 祐一郎 著
体    裁
A5判  440ページ
本体価格+税
2,600円+税
 ISBN
ISBN978-4-8090-1390-4
C3032 \2600E
発 行 日
平成30年9月25日
第2版発行
内容現在
平成30年8月10日
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本書の特色

「あおり運転」「無免許加重類型」相次ぐ「危険運転」に対応すべく、
集積された判例から学び、考え、活用できる解説書、待望の改訂版!


  • 初版以来の豊富な判例に最新判例が追加され、「今求められている交通捜査」を学ぶことができます。
  • 元検事の視点から書かれているため、公判までつながる捜査における着眼点が分かります。
  • チャートや事故図により、ベテラン警察官、検察官はもちろん、交通捜査初心者の警察官でも理解がしやすくなっています。

第2版 はしがき

「ケーススタディ危険運転致死傷罪」を刊行してから1年10月を経過し、その間に、種々の新しい裁判例や問題点、更には、より適切かつ効率的な捜査遂行に役立てるように解釈や考え方を改めることとした点なども生じたことから、これらの点を追加、修正するなどし、ここに第2版を世に出すこととした。基本的なスタイルは従来のままとし、できるだけ多くの新規情報や思考過程を提供できるように心がけたつもりである。

本書についても、初版と同様に捜査の現場で役立つことを心から祈っている次第である。

平成30年7月

昭和大学医学部教授(薬学博士)・警察大学校専門講師・

慶應義塾大学法科大学院非常勤講師               城 祐一郎


目次

  • 第1部 アルコール又は薬物、病気の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為に係る危険運転致死傷罪の成否
    • 第1章 アルコールの影響
      • 1 2条1号と3条1項及び道路交通法117条の2第1号の成立要件の違い
        • Case1
      • 2 具体的な成立要件(2条1号についての捜査留意点)
        • Case2〜3
      • 3 2条1号と3条1項の擬律判断
        • Case4〜8
      • 4 「正常な運転が困難な状態」の認定における積極的な間接事実及び消極的な間接事実
        • Case9
      • 5 危険運転致死傷事案における幇助犯
        • Case10
      • 6 過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪
        • Case11〜13
    • 第2章 薬物の影響(危険ドラッグ等)
      • 1 総論
        • Case1
      • 2 薬物の影響による危険運転致死傷罪立証のための間接事実の収集
        • Case2〜5
      • 3 2条1号と3条1項の擬律判断
        • Case6〜7
      • 4 危険ドラッグ以外の薬物(睡眠導入剤等)の影響による危険運転致死傷罪
        • Case8
    • 第3章 病気の影響
      • 1 てんかん
        • Case1〜5
      • 2 低血糖症
        • Case6・7
      • 3 睡眠時無呼吸症候群
        • Case8
      • 4 その他の病気の場合
  • 第2部 そのほかの類型
    • 第1章 制御することが困難な高速度による危険運転致死傷罪の成否
      • 1 湾曲した道路における「進行を制御することが困難な高速度」とは
        • Case1
      • 2 直線道路における「進行を制御することが困難な高速度」とは
        • Case2〜3
      • 3 交差点での右左折の際の「進行を制御することが困難な高速度」とは
        • Case4・5
      • 4 「進行を制御することが困難な高速度」に交通法規による道路規制は含まれるのか
        • Case6
      • 5 ドリフト走行について
        • Case7
    • 第2章 運転技能を有しないで自動車を走行させる行為に係る危険運転致死傷罪の成否
        • Case
    • 第3章 妨害行為等による危険運転致死傷罪の成否
      • 1 幅寄せ行為による妨害行為
        • Case1
      • 2 追い上げ行為による妨害行為
        • Case2
      • 3 妨害行為の後に停止させた場合
        • Case3
      • 4 本罪について共同正犯が認められる場合
        • Case4
      • 5 逃走目的で対向車線上を走行した場合、「人又は車の通行を妨害する目的」が認められるか
        • Case5
      • 6 横断者や右折車等に対して衝突した場合
        • Case6
    • 第4章 殊更赤色信号無視による危険運転致死傷罪の成否
      • 1 殊更赤無視による危険運転致死傷罪の構成要件のうち「殊更赤無視」について
        • Case1
      • 2 殊更赤無視による危険運転致死傷罪の構成要件のうち「重大な交通の危険を生じさせる速度」について
        • Case2
      • 3 停止線までに停車できない場合
        • Case3
      • 4 交差点内から発進した場合
        • Case4
      • 5 赤色信号に気づいたときには、既に、交差点直前まで来てしまっていて安全に停止できないとされる場合
        • Case5
      • 6 信号表示に全く従うつもりがない場合(パトカーに追いかけられている場合など)
        • Case6
      • 7 交通事故の発生場所に関する成否への影響
        • Case7-1〜7-3
      • 8 交差点に進入しようとした際には青色信号に変化していた場合
        • Case8
      • 9 殊更赤無視による危険運転致死傷罪における共同正犯の成否
        • Case9〜10
    • 第5章 通行禁止道路の進行による危険運転致死傷罪の成否
        • Case1〜5
    • 第6章 無免許加重類型
        • Case
    • 第7章 危険運転致死傷罪の競合関係
      • 1 危険運転致死傷罪の各類型が競合する場合
        • Case1〜2
      • 2 危険運転致死傷罪と道路交通法違反となるひき逃げとがなされた場合
        • Case3

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