判例をベースにした危険運転致死傷罪に関する設問に対し、
図やチャート、イラストを用いて解説した、
大人気書籍の改訂版。
元検事の視点から書かれているため、公判までつながる捜査の着眼点がわかる。
特設サイト 「著者からのメッセージ」 に、本書著者 城 祐一郎先生が 「はしがき」 には収まりきらなかった想いを寄稿いただいていますので、こちらもご覧ください。
令和2年には、自動車運転死傷処罰法の改正により、妨害行為による危険運転致死傷罪に2つの類型が追加され、また、その他に検討を要する令和元年8月19日盛岡地裁判決、令和2年6月8日青森地裁判決及び令和3年2月12日名古屋高裁判決などの裁判例が出されたことから、それらを解説するため第3版として改訂することとした。
第3版についてもこれまで同様、捜査の現場で活用されることを期待している。
令和4年2月
昭和大学医学部教授・警察大学校講師・
元最高検検事 城 祐一郎