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見てわかる!
ささつの本
自信を持って現場へGO!

編著/監修
福岡市消防局 編著
体裁
B5判  352ページ
定価
2,970 円(消費税込み)
本体価格+税
2,700 円+税
ISBN
ISBN978-4-8090-2512-9
C3032 \2700E
発行日
令和4年9月20日
内容現在
令和4年8月1日
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こんな方におススメです

「立入検査、何だか怖いなあ…」「この言葉の意味、今更聞くに聞けない…」「とにかく査察が超ニガテ!」そんな皆様を全面バックアップ!これらを解決するヒントがこの本に詰まっています!!


本書の特長

  • 「そもそも立入検査ってどこに行くの?」という疑問から丁寧に回答!アポイントの取り方や名刺交換等、具体的に解説しています。
  • そもそも「用途」って…?今更周りの人に聞きにくいことも、項別に詳しく解説しています。
  • 「法のからくり」や「トラブル事例集」等、事前に知っておくべき内容も登載しています。
  • 現役精鋭査察課員の英知が結集しています。

はじめに

消防の任務は火災から国民の生命を守ること、被害を軽減すること、傷病者を適切に搬送することです。

この消防の任務を遂行するために、消防法第4条では、消防職員は火災予防のために必要があるときは、関係のある建物に立ち入って、検査や質問ができると定められており、法律で立ち入ることを認めているのです。

このような強い行政調査権を持つため、消防職員はしっかりと消防の法律を勉強し、火災を予防するとともに被害を軽減するために必要な指導をしなければなりません。

そこで、この『見てわかる! ささつの本 自信を持って現場へGO!』では、消防の任務である火災予防のための立入検査と違反の改善指導(これらを総称し査察といいます。)について、主として採用後5年未満の若手職員が怖がらずに行えるように、今までの解説本とは違って、若手職員の目線で疑問に思うであろうポイントを取り上げ、イラストや写真、更には表を用いてわかりやすく解説するというアプローチをとりました。

また、過去の死傷者が発生した火災を教訓とし学ぶことで、消防法の改正の歴史も学ぶことができ、類似火災の予防に役立てることができると思います。

本書をきっかけに、多くの消防職員が「査察」に興味を持ち、レベルアップにつながればと思っています。

令和4年8月

福岡市消防局


目次

  • 1 ここから
    • 1−1 今までどんな火災があったのか?
         〜そして、法は変わっていく〜
    • ●消防法の変遷
    • ●消防法令の改正契機となった火災
  • 2 教えて! 査察のこと
    • 2−1 立入検査の進め方は?
    • 2−2 立入検査ってどこに行くの?
    • 2−3 立入検査の頻度って?
    • 2−4 事前連絡の仕方は?
    • 2−5 立入検査の事前準備とは?
         (査察事前学習シート)
    • 2−6 立入検査当日はどんな順番で行うの?
    • 2−7 情報の聴き取り方と着眼点は?
    • 2−8 建築基準法の違反があったときは?
    • 2−9 追跡指導ってなに?
  • 3 知っておこう! 必要な知識
    • 3−1 用途ってなに?
    • 3−2 消防用設備等ってどこにどうやって付けるの?
         (令8区画・令9区分・別棟処理)
    • 3−3 収容人員ってなに?
    • 3−4 無窓階ってなに?
    • 3−5 内装ってなに?
         (屋内消火栓設備の2倍・3倍読みなど)
    • 3−6 建築基準法ってなに?
         (構造・面積・階段など)
    • 3−7 特定一階段等防火対象物ってなに?
    • 3−8 防火管理ってなに?
    • 3−9 避難施設の管理ってなに?
         (廊下・階段・避難口・防火戸など)
    • 3−10 避難訓練ってなに?
    • 3−11 防炎ってなに?
         (カーテン・じゅうたんなど)
    • 3−12 消防用設備等の点検・報告ってなに?
    • 3−13 防火対象物の定期点検・報告ってなに?
    • 3−14 火災予防条例ってなに?
    • 3−15 届出ってなに?
    • 3−16 特例・特定共同住宅等ってなに?
         (118号通知・49号通知・170号通知・220号通知・40号省令)
    • 3−17 危険物・指定可燃物ってなに?
  • 4 立入検査でよく見る消防用設備等
    • 4−1 消火器具
    • 4−2 屋内消火栓設備
    • 4−3 スプリンクラー設備
    • 4−4 自動火災報知設備
    • 4−5 漏電火災警報器
    • 4−6 非常警報器具・設備
    • 4−7 避難器具
    • 4−8 誘導灯
    • 4−9 消火活動上必要な施設
         (連結送水管・非常コンセント設備など)
  • 5 実は大事! 資料編
    • 5−1 用途別説明ページ
    • 5−2 法のからくり
         (キホンが大事)
    • 5−3 気を付けて! トラブル事例集
         (よくある失敗アレコレ)
  • 4 様式集
    • ◆査察事前学習シート
    • ◆最終確認カンペ
    • 写真協力団体

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