【特集1】
■「第3次犯罪被害者等基本計画」の概要等について
警察庁長官官房給与厚生課 池邉智治
【特集2】
■「第3次犯罪被害者等基本計画」を踏まえた警察庁犯罪被害者支援基本計画の策定について
警察庁長官官房給与厚生課犯罪被害者支援室課長補佐 淡路恵介
【短期集中連載】
■呼気検査拒否罪の成否と捜査上の留意点(上)~横浜地裁平成27年9月9日判決を踏まえて~
東京高等検察庁検事 勝山浩嗣
【最新・判例解説(第32回)】
■「尿から覚せい剤成分が検出された以上,特段の事情がない限り,自らの意思に基づいて覚せい剤をそれと認識した上で使用したことが合理的に推認できる。」旨の事実上の推定は,被告人の弁解が「合法ドラッグだと思って使用したものであり,覚せい剤であるという認識はなかった。」という内容であっても及ぶものであり,弁解については「特段の事情」の有無の認定に当たり検討すべきとされた事例(大阪高裁判決 平28.2.10)
千葉地方検察庁松戸支部検事(前法務省刑事局付) 髙原 誠
【最新 刑事判例研究(第28回)】
■公務員職権濫用罪(岐阜地判平成27年10月9日(判時2287-137))
日本大学大学院法務研究科教授 前田雅英
【誌上講演】
■警察組織管理者に求められるもの(第3回)
京都産業大学教授・弁護士(元警察大学校長) 田村正博
【実例捜査セミナー】
■共犯者の一部による虚偽自白(単独犯行主張)を踏まえての殺人事件捜査について
前東京地方検察庁検事 大久保仁視
【元検察官のキャンパスノート No.74】
■ ―捜査の視点 限界事例,ヒヤリ・ハット事例(その12)―身代金目的誘拐罪の成否
元法務総合研究所研修第二部教官 須賀正行
【検証 サイバー(ハイテク)犯罪の捜査(第102回)】
■サイバーテロ時代の捜査上の留意点(個人的見解)~明日のサイバー社会の安全のために~(その4)
NPOデジタル・フォレンジック研究会(IDF)会員 大橋充直
【海上保安事件の研究(第94回)】
■カーフェリー内での婦女暴行事件の捜査
広島文化学園大学大学院社会情報研究科特任教授 海上保安大学校名誉教授 廣瀬 肇
【知っておきたい文書鑑定の基礎知識(第25回)】
■筆跡鑑定における検体筆跡の量と質の問題
元警察庁科学警察研究所附属鑑定所長 吉田公一
【文献紹介(第221回)】
評者:明治大学法科大学院教授 清水 真
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