【特集】
■外国人集住地域総合対策を考える~平成18年から20年の群馬県警察の取組を振り返って~
警察大学校組織犯罪対策教養部長 倉木豊史
【短期集中連載】
■刑事訴訟におけるデジタル・フォレンジックツールの課題(中) ―アメリカの判例と動向を手がかりに,公判維持の課題を考える―
情報セキュリティ大学院大学修士課程 前田恭幸
【最新・判例解説(第33回)】
■公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(鳥取県)3条1項3号の「卑わいな言動」について、その判断は通常一般人の立場から行うことを示した上で、女性のスカート下に「スマートフォン様のもの」を差し入れた行為が「卑わいな言動」に該当すると判示した事例(広島高等裁判所松江支部判決 平成28.2.26(広島高等裁判所刑事裁判速報 平成28年2号、上告棄却・確定))
法務省刑事局付 渡辺裕也
【最新 刑事判例研究(第31回)】
■過失の共同正犯(最三小決平成28年7月12日(裁時1656-5))
日本大学大学院法務研究科教授 前田雅英
【誌上講演】
■警察組織管理者に求められるもの(第6回)
京都産業大学教授・弁護士(元警察大学校長) 田村正博
【実例捜査セミナー】
■特殊詐欺のいわゆる架け子について,客観的証拠からアジトの枠を超えて共謀を認定した事例
東京地方検察庁検事 森 博英
【実例捜査セミナー】
■組織的な覚せい剤の密売事案につき,首謀者の捜査過程において,他庁で確定済みの共犯者の存在を把握し,同人の記録から多くの裏付け証拠を得るなどして,事案の解明が進展した事案
前東京地方検察庁検事 新井吐夢
【逐条解説 風営適正化法(第3回)】
■許可の基準
風営適正化法研究会
【事例に学ぶ 交通事故事件捜査(第83回)】
■低速度で衝突した歩行者事故の解析
(株)知能自動車研究所 山崎俊一
【海上保安事件の研究(第96回)】
■海上保安庁による尖閣警備の歴史(続)
広島文化学園大学大学院社会情報研究科特任教授 海上保安大学校名誉教授 廣瀬 肇
【文献紹介(第224回)】
■『プロセス講義 刑事訴訟法』
評者:明治大学法科大学院教授 清水 真
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